【田舎暮らし】移住先の選び方[私が那須に移住した理由]
学生時代から、東京~埼玉~神奈川の都会で20年ぐらい過ごし、
良い大学を出て、
良い企業で働いて、
バリバリ稼いで、
という生き方をしていた私。
しかし2020年初のコロナ禍に突入したある日、ふと立ち止まってみると……
なんかあたしの人生、違くない??
と違和感に気づきました。
そこで、「田舎に移住だ!」と決心したのでした。
詳細な経緯は『移住のキッカケ』という記事もご一読くださいね
同じく「田舎暮らしがしたい」とか「地方移住したい」と考えている方の参考になればと思い、どうして私が「那須」を選んだのか、そのプロセスをシェアしますね♪
「田舎」の条件をリストアップ
田舎に移住する事は決断したものの、「じゃあ、どこへ?」と困ってしまいました。
だって、「都会」って地方都市まで入れても数都市しかないが、「田舎」っていうと日本中のほとんどが「田舎」なのである!
というと語弊があるかもしれませんが、今となっては田舎っぺの私なりの愛情表現です。笑。
親しみを込めて言っていますよ!
ということで、まずはそこを明確にしようと、条件をリストアップしてみました。
私の理想の「田舎暮らし」
東京じゃなければ「田舎」なのか?じゃ千葉や茨城でもいいのか?と言うと、私にとっては
なんか違う。
かといって『ポツンと一軒家』レベルの「田舎」に移住したいか?と言うと、
さすがに無理!!
ということで、その間ぐらいの条件なのだという事が次第に分かってきました。
地理的な条件
生活が落ち着くまでは現職を続ける前提なので、
要すれば都内に通勤できる距離(目安として電車で2時間、距離で200㎞程度)
アウトドアアクティビティをしたいので、
夏はほどよく涼しく、冬はやや雪が降るかも程度の気候(雪中キャンプはしたいがいきなり豪雪地帯に移住しても生き抜ける自信無し)
便利は求めてないが不便過ぎてもいい事もないので、
車で30分圏内にスーパーや病院等の生活に必須な施設がある
車で1時間圏内に美味しいレストランや気晴らしが出来る娯楽施設がある
田舎ならではの密すぎる人間関係は避けたいので、
環境的には田舎だけどマインドセット的には開放的なところ
物件の条件
自然を大満喫したい&お隣さんに気兼ねしたくないので、
緑豊かな広い敷地(テント張って焚火たいても余りある面積)
隣家が遠い・ない・見えない立地or配置。(目安として1000㎡)
なにより今すぐにでも引っ越したいから、
中古の戸建て
基本的に自宅で仕事をする前提なので、
自身とパートナー個々のオフィススペースを確保できる間取り
光回線が引ける事
つまり、私の目指す「田舎暮らし」とは、決して
「人里離れた山奥で仙人みたいな自給自足生活がしたい」
とか
「文明の利器を否定して原始的な暮らしがしたい」
とか、そんな根性が試されるようなガチなやつではありません。
あくまで現代的な(今までの)生活パターンをそのまま田舎で実現したい、
YouTubeやAmazon Primeだって観たいんだよ!
という類のものです。
そんなの「田舎暮らし」っぽくない!
そう?でも私はそういう暮らしがしたいから
誰に何と言われようと、これが私の「理想の田舎暮らし」スタイルなのです。
田舎暮らしの物件検索&見学はネットで
さて、条件がクリアになってきたところで、Google Mapさんに相談です。
「要すれば都内に出勤」できる場所はどのへんか?地図を眺めながら、車&鉄道ルートを引いたりしながら、いくつかの市区町村にアタリを付けました。
ウチの場合は近いところで秩父市周辺、遠いところで小淵沢周辺、有名どころの軽井沢、そして実際に移住した那須などをピックアップしたよ
アタリがついてきたら、物件探し開始!
田舎暮らしにおすすめの不動産情報サイト
いわゆる大手不動産情報サイトであるSUUMOやHOME’Sも勿論拝見しましたが、
田舎暮らし物件探しにおススメなのは
こちらのほうが条件に近い物件数が多かった(見つけやすかった)です。
ビビッと来る物件を見つけたら、その物件を取扱っている不動産屋さんを確認。
そちらのオフィシャルサイトにGO。
オフィシャルサイトの方が物件についての詳細情報が載っていたりする事が多いので、この一手間が大事。
更に言うと、大手情報サイトに掲載できる数には限りがあるらしく、買い手が付きそうな物件を優先して掲載しているそう。(とある不動産屋さん談)
つまり、載せきれていない物件がまだまだあるってこと。
これはチェックしないと!
ウチの挙げた条件に該当するような物件はまず選抜漏れですからw
他にも
など「田舎暮らし」に特化したサイトも拝見しましたが、物件数は少なかったです。
探している条件にもよるだろうから、一度見てみる価値はあるよ
周辺環境はGoogle Earthで見学
気に入った物件の住所を確認したら、今度はGoogle Earthの出番。
掲載されている情報だけでも物件のおおよその立地はわかるので、周辺の環境を確認。
どういう環境を求めるかは人によるだろうけど、私の場合は
- お隣さんが近すぎないか
- 住宅が密集してないか
- 近くに大きな施設や工場があったりしないか
- 崖っぷちなど厳しい環境ではないか
などなど、人里離れつつ、厳し過ぎない環境かどうか?を気にして見てました。
Google Earthだけで見学の半分が完了できるなんて、最&高!
そして条件に合っていそうな物件には問い合わせをかけ、不動産屋さんに募集状況や詳細の地点情報などを教えてもらいました。
なんたって、遠くへの引っ越しになるので、そうそう内覧にも行けない。
なので、バーチャルで出来る限りの確認を行いました。
特にウチの場合、コロナ禍による「緊急事態宣言」の前後の時期だったので、県を跨いだ移動が出来ないという理由もありました。
私の場合、那須だった!
私の場合、先に挙げた条件と、ご縁のあった物件から、候補地として上位に残ったのが那須や軽井沢でした。
自然豊かな「田舎」でありながら、別荘地としても人気。
別荘地に定住している人たちも多いし、観光地ビジネスのために移住してきた人たちも多い。
まさに私の理想としている「田舎暮らし」に打ってつけの土地でした!
軽井沢は平地よりも傾斜のきつい物件が多く、価格もちょっと高め。
那須は高原なので広い平地も多く、価格は安~高まで幅広い。
最終的に、緊急事態宣言が終了後の内覧などの結果、良い物件とのご縁があり那須への移住を決断するに至りました。
田舎暮らしのメリット>不安
もちろん、不安も少しはありました。
- そもそも私に田舎暮らしが合っているのか?
- 現職を続けながら地方に暮らす生活が成立するのか?等々。
いきなり物件購入せずに、「まずは賃貸から」とか、平日都会&週末田舎という「デュアルライフから」、という案も検討しました。
ですが、コロナ禍の#Stay Home期間中に、色々と考えたりイメージシミュレーション(妄想)してみた結果、
都会暮らしだって性に合ってないのだから、田舎暮らしも合わなかったところで被害ゼロじゃん⁉
私の居心地いい場所なんて何処にもない!って笑えないけど笑うしかない
というのが結論でした。
しかもコロナの影響で私は100%在宅勤務、パートナーも95%在宅勤務。
通勤しなくていい時期に生活基盤を整えられる事は大きなメリット、このタイミングを逃す手はない!判断しました。
それにね、どうしても無理って思ったら引っ越せばいいのですよ、また。
移住したらそこに根を下ろさなきゃいけないなんて決まり、どこにもないのですから。
我慢して暮らし続けるか、我慢して移住費用払うか?ってだけよね
移住者に色々とちょうど良い田舎、那須
私は気に入っています、那須!
ここからは、参考にしていただけそうな記事をいくつかピックアップしてまとめておきますね。
失敗しない移住の為、お役立ていただけると嬉しいです😊
那須移住1年後にまとめた、那須のメリット・デメリットはコチラ↓の記事
どんな家をいくらで購入したのか?についてはコチラ↓
移住と切っても切り離せない仕事選びについてはコチラ↓
那須のような別荘地ではなく、地方都市を検討したい方はコチラ↓
お気軽にコメントください♪