[ジャガイモ収穫祭]芽の数とイモの大きさ検証結果【家庭菜園3年生】
こんにちは!那須の田舎に移住してから家庭菜園にもチャレンジ中の
成功も失敗も両方とも楽しんでます
野菜づくりの中でも比較的簡単だとされるジャガイモ栽培。
家庭菜園3年生の今年、初挑戦してみました。
そしたら、思った以上に豊作でゴロゴロ収穫できました!
ホクホクでほんのり甘い良いジャガイモが獲れましたよー♪
強風で茎が折れつつの順調に生育
前回の記事で、「ジャガイモの茎が強風で折れたりしつつもキレイな花を咲かせながら順調に育ってます」と書きました。
それが5月末頃だったのですが、その後もジャガイモたちはすくすくと成長。
2回ほど追肥と土寄せをしましたが、それ以外はお手入れしてません。
何日間も雨が降らずカピカピになっても水やりはしませんでした
謎の虫の大群は天然成分で退治
6月上旬、ジャガイモの葉や茎に黒い虫が何匹もついていました!
あまり気持ちのいい写真では無いので、ごく一部↓
たぶんカメムシの一種。
植物の汁を吸いたい子たちらしい。
たしかに一番数が多かったのが葉の上ではなく折れた茎の傷口のところ。
折れたばかりの茎は新鮮で水分が湧き出てたから、それに群がったのかも?
我が家には化学農薬はないのですが、天然成分で病気や虫に効く薬を1つ買ってました。
ジャガイモもカメムシも適用欄に記載がないのですが、ものは試し。
虫たちに直噴射してやりました!
そしたら虫たちはボトボトと地面に落下。
葉には白濁した粘土のある液体が付着。
このスプレーには植物油や水あめが入っているので、ぺっとり虫や葉に付着して殺虫殺菌が出来るって仕組みらしい。
その後も経過の観察をしましたが、虫が同じ場所(スプレーのかかった箇所)に戻ることはなく、葉が枯れることはありませんでした。
適用欄に記載がなくても効果があるものはあるのかも?
とはいえメーカーは推奨してないってことだと思うので自己責任で!
モザイク病にかかった葉っぱ
虫の難が去った後も順調に育っているジャガイモ。
本当の収穫は梅雨前のはずだったのですが、成長し切る様子がない…。
葉の7〜8割が枯れて黄色くなったら収穫タイミングらしいのだが…
というわけで、引き続き育てていたのだが。
6月中旬ごろ、葉っぱに黒い点々が!
「病気かなー」と思いつつ、「ジャガイモは葉っぱを食べる野菜じゃないから深刻に気にすることもないかー」とのん気に構えてました。
案の定、日に日に病気は進行し、一部の葉っぱこんな感じに↓
どうやらモザイク病というウィルス性の病気らしい。
ウィルスの病気は感染すると治療する方法がない。
対策としては病気にかかった葉を取り除いて感染を防ぐことなのだが。
まぁ爆発的に増えてる訳ではなく一部の葉っぱだし、イモにまで影響がないなら別にいいや〜と放置することに。
結局放置かいっ
梅雨の中休みにジャガイモ収穫祭!
ジャガイモは濡れると傷みやすいため、晴れの日に収穫しろって言われています。
なので梅雨入り前が良いとのことなのだが、前述の通り収穫にはまだ早そう。
というわけで、梅雨入りしてからも数日間は畑に置いておいたのだが、、、
どんどん葉が倒れていく!
黄色く枯れてる訳じゃないのに、根本からぐて〜っと倒れている。
ほとんど間違い探しみたいな写真だけど、6月下旬には更に葉が倒れてしまいました。
葉が倒れた原因はモザイク病の影響なのか別の原因なのか、素人には判断が難しいが…。
あんまり粘って土の中のイモにまで悪影響を及ぼしてしまったら嫌なので、1度目の梅雨の中休み後のちょっとした晴れ間を狙って収穫することに。
ドキドキしながら芽を引っこ抜くと、、、
出てくる出てくる!
カゴが一杯になっちゃいました。
芽2本だとイモは大きいが数は少ない
こちら、芽を2本だけ残した種イモふたつから獲れたジャガイモ(一部)。
1つ1つがデカいです!
これも、
これも、
これも!
うっかりスコップで端っこ切っちゃったのが残念。
聞いていた通り、芽かきをした方が大きなジャガイモに育つんですね。
先人の知恵ってすごいな〜
部屋の中で扇風機乾燥
ジャガイモは収穫後に天日干しして、表面が乾いてから保管するのが良いそうなのだが。
収穫した日は雨こそ降っていないものの無風で雲が多めだったので、庭で泥を洗い落として部屋の中で扇風機をあてて乾燥させました。
こちらが8つの種イモから育てたジャガイモの全収穫です↓
新じゃがだから皮が薄いし、泥を落としながら洗ったり拭いてるだけで皮がめくれちゃうほど。
表面がツルっとしていて触っていて気持ちよかったです。笑
有機肥料&化学農薬不使用で育てているので、安心して皮ごと食べれるのも嬉しい♪
蒸して塩で食べるだけでもほんのり甘かった!
ジャガイモ初栽培から学んだこと
初めてのジャガイモ栽培、私なりに学びがありました。
備忘録のためにも記しておきます。
①マルチングはあった方がいい
今回はマルチを敷かずにイモを育てました。
雑草対策という意味では、マルチなしでも問題なかったのですが、ジャガイモが大きく育つ過程で土からひょっこり外に飛び出てきちゃう事がありました。
適度に土寄せして飛び出てこないように管理したつもりなんだけど、それでも土の中でイモが混雑すると押し出されてきちゃうのかなぁ?
陽を浴びて育ったジャガイモは毒を持ってしまうので、陽を浴びて欲しくない!
そのための1つの対策として、黒マルチがあった方がそのリスクを減らせるかなって思いました。
②残す芽は4〜6本が家庭菜園にはちょうどいい
芽が4本か6本になるように芽かきした種イモからは、手のひらから飛び出すような大物は1つもありませんでした。
その代わり、中小サイズのジャガイモがゴロゴロたくさん獲れた。
個人的にはこのくらいのサイズが好き。
料理する時に縦半分、横半分に切るだけで使えるから。
大きいジャガイモだとどう切るか悩むよね?全部同じくらいの大きさ&形に揃えるの難しい…
芽かきをせずに放置で育てた種イモが一番小さいジャガイモが多かった。
1口サイズぐらいなので、切らずにそのまま使えるのも嬉しい。
結論としては、我が家的には芽4〜6本で育てるジャガイモが使いやすくてちょうどいい!
プロ農家として市場に卸す訳じゃないから、大きさ=正義ではないな、と思いました。
ジャガイモ作りはかなり簡単で大量収穫できる野菜の1つだと思いました。
今回収穫した子たちはサイズは十分だったものの、早すぎる収穫だったため皮が薄く保存性は低いので、すぐに食べる必要があります。
でも十分に育てたジャガイモであれば保存性も高まるので、災害とか食糧難とか「いざ」って時の強い味方となる食べ物!
来年こそは育ち切ったジャガイモを収穫できるようにがんばるぞー!
お気軽にコメントください♪