初心者による家庭菜園3ヶ月:経過報告!
田舎に移住したばかりの私が、せっかくの広い庭と肥えた腐葉土を活用するため人生初の家庭菜園にチャレンジしているのですが、今回は野菜たちの経過報告をしたいと思います!
有機栽培と自然農法を試しているので、それぞれの育成具合の比較をしながらご報告したいと思います。
素人による家庭菜園でも野菜が作れるのか?興味のある方だけでなく、農法による違いに興味のある方も必見です♪
玉ねぎ:有機栽培3か月
まずは、9月の頭に植え付けをした玉ねぎから。
玉の肥大化はまだまだですが、着実に茎(?)が太く強くなっていっている事がわかりますね!
ちなみに土の上に白い綿みたいのがたくさん付いてますが、これはぼかし肥料から発生した良性のカビです。
収穫は来年の春頃になるので、長期戦となりますが、引き続き見守っていきましょう!
白菜:有機栽培2か月半
とりあえず大きくはなってくれているのですが…
外側の葉っぱ達が元気がないの、見えますかね?
結球するには外葉が15枚程度と言われているそうなので、そろそろ巻き始めて良さそうですよねぇ。
考えられるのは
- 日照不足
- 栄養不足
- 水不足
のいずれか。植え付けた9月は雨ばかりで日照不足だったのですが、それ以降は適度に降ってるし、降らない日が多ければじょうろで水やりもしたし、一番ありえるのは栄養不足ですかねぇ。
あと、もう那須は霜が降りたり氷点下に突入する日も増えてきているので、寒くなり過ぎて育たないリスクも出てきちゃいました…心配です。
まぁ、このまま結球しなかったとしても菜っ葉として食べる事は可能だそうなので、引き続き観察していこうと思います!
キャベツ:有機栽培2か月半
キャベツも白菜と同じく結球するかどうかがポイントとなるお野菜なのですが。
同じく、どんどん葉っぱが立派になってきているものの、結球はまだですね。外葉が10枚になる頃が目安だそうですが、そろそろかなぁ?
こちらが若峰という品種。とりあえず葉っぱ達は立派ですね!
こちらが金系201号。中心部の葉っぱの感じだと結球しそうな気配は感じますね!
どちらも春頃の収穫となるので、期待して待ちましょう!
小松菜:有機&自然農法3か月&2か月半
さて、栽培が簡単な部類に入れられている小松菜たちですが。
こちらも獣の被害に遭い数を減らしながらも、なんとか育っています!
畝1号:有機栽培3か月
なぜか縦ではなく横に広がってますが、株間が広いせいですかねぇ?
この子↓が一番立派な株です。なんか、もう収穫しても良さそうですね!
ただ、この子1株だけだと食べ応えが無さすぎるんで、もうちょっと他の子たちが育つのを待とうかなぁ…
畝2号:有機栽培2か月半
ちっちゃい!
畝1号の子たちと半月しか違わないのになぁ。日当たりの条件もそんなに変わらないし、やっぱり初期育成時にかけていたトンネルの違いなのかなぁ?
(※初期育成時、畝1号にはビニール+虫除ネットのハイブリッドトンネルだったのに対し、畝2号はシンプルな虫除ネットだった)
自然農法3か月
畝1号の子たちと同期だけど、やっぱり小ぶりな子たちばかりですね。
でも実は、大きさ的には畝2号の子たちと同じくらいなんです。肥料もあげてなければ、雑草→枯れ葉だらけの中なのに!!
ところどころ虫食いの後はありますが、虫食いが増えたのは雑草が枯れ落ち葉の増えた頃から。でも、虫もだいぶ減ったのでこれからは期待が出来ますね!
それにしても、ちゃんと育つものですねぇ。
願わくば、畝1号+2号+自然農の子たち全員で食べ比べをしたいところですね!!
その為には、畝1号の大きな子にもうちょっと待ってもらいたいところだけど…育ちすぎると太く固くなってしまうので、あまり待っていられませんね。
大根:有機&自然農法3か月&2か月半
我が家で一番順調に育ってくれているのが大根たちです!生き残っている数も多いので沢山楽しめそうです✨
畝1号:有機栽培3か月
見てください、立派な葉っぱ達を!!
立派なのは葉っぱだけではありません。
あ、青くびが…!!
直径3~4㎝くらいの太さにはなってるかな!?って感じです。
収穫が楽しみですね!!
畝2号:有機栽培2か月半
やっぱり畝1号よりも小さいけど、とりあえず育ってますね。
自然農法3か月
やはり畝1号よりは小ぶりなものの、畝2号よりは立派に育っています!
指一本サイズながら、大根らしい根っこが♪
こちら↓が以前アオムシに食べ尽くされた一株。
これ、凄いと思いません!?新たな葉っぱが芽吹いてるんです!!
周囲の株たちとは比べ物にならなくらい小さいけど、確実に生きてます。
にんにく:有機&自然農法3か月&2か月
こちらも期待をかけているにんにく達。数は多いのですが収穫は春頃の長期戦。
畝1号:有機栽培3か月
隣の大根と玉ねぎの侵略を受けながらもなんとか育ってくれています!
ところどころ葉っぱが黄色くなってしまっていますが、茎がどんどん太くなってきています。
いなみに黄色くなるのは栄養不足によるものだそう。
こちら↓が3か月もののホワイト六片。
芽が出るのが遅かったけど、出て来てみたら葉っぱの背は低いけど太く丈夫に育ってる感じです。
こちら↓が2か月ものの国産にんにく。
芽が出るのが早く、細くて長い葉っぱがホワイトとの違い。茎の太さも若干細めです。
謎の土:有機2か月
謎の土で有機&自然農の比較実験をしている畝です。
手前がぼかし肥料を与えた有機栽培、奥の土むき出しが何もしない自然農法です。
こちら↓が有機栽培の国産にんにく2か月ものクロースアップ。
畝1号と同じぼかし肥料を与えていても、土のせいかハウスが無いせいか、華奢で背も低いです。
加えて葉っぱが黄色くなっている子が多いです。つまり、栄養が少ないって事ですね。
謎の土:自然農2か月
こちらが↓同じ謎の土による自然農による同種。
写真だと分かりづらいかもしれませんが、背丈は有機の方とさほど変わらないものの、葉っぱの厚みや茎の太さがより華奢です。
そもそもの土のポテンシャルが低く、ぼかし肥料でも追っつかない程に栄養を必要としているってことでしょうかね。
有機栽培の子たちには引き続きぼかし肥料を追肥していこうと思います。
自然農法3か月&2か月
こちら↓が腐葉土側で自然農を試しているホワイト六片3か月もの。
なんとか育ってますが、畝1号の同種とは比べ物にならないくらい葉の数も少なく華奢ですねぇ。
こちら↓が国産にんにく2か月もの。
背丈や茎の太さは謎の土の有機と自然農の中間って感じです。
冬支度
既述の通り、那須はもう霜が降りる程に冷えているのと、雪も既にちらついています。
なので、畝1号は寒冷紗、第2号にはもともと被せていた防虫ネットの上からビニールを被せてみました!
ビニールにはテキトーに穴をあけて、ハウス内の蒸れを防ぎます。あとは水やりついでに換気させるのが良いようです。
寒冷紗の方は、網目の隙間から適度に水が浸透するのでそのままでOK。
自然農法の野菜の管理について
自然農法は肥料も水もあげたりせずに基本的に「放置」なのですが、唯一やっているのが日照の確保。
要は、雑草や枯れ葉が野菜の上に被さって日が当たらなくなっていたら、それを取り除く、ということです。
それが唯一の管理です。
そろそろ収穫祭をしたい所ですが、果たして…!?
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