🧅2021年玉ねぎ収穫祭🧅と育成状況報告【家庭菜園初心者】
こんにちは、文生伊(あおい)です。
私は2020年6月に那須の田舎に移住して以来、初心者ながら家庭菜園にチャレンジしています⸜(๑’ᵕ’๑)⸝
今回は初挑戦で植えつけした玉ねぎ特集です🧅
記事タイトルでは「収穫祭」と謳ってますが、実際は…(´・ω・`)
なんとか玉が肥ってきた…?
去年の9月に植え付けて以降、獣害に遭ったり、大雪が降ったり、大変な目に遭いながらもなんとか紡いできた命。
立派な玉ねぎに成れずとも、とりあえず枯れないでいてくれるだけでもありがたいと思っていたのですが。
なんと、めっきり春めいた4月下旬ごろから、急激に玉が肥えてきた!!
まだスーパーで売っているようなサイズ感ではありませんが、あきらかに玉の部分が肥大化しています。
こちらの子も!
もしや、玉ねぎ収穫にこぎつけられるのか!?
期待でわくわくが止まりません♪
残念…とう立ち
と喜んだのも束の間。
過酷な環境のせいか、玉ねぎさん達は一斉にトウ立ち初めてしまいました…。
さぁ、トウはどこでしょうか?
コチラです!
8割の確率でトウ立ちしています。
残念無念!!
収穫しちゃえーっ
ほぼ全滅なので、せめてトウが小さいうちにフレッシュな新玉ねぎが食べたい!という事で、3株だけ収穫しちゃいました!
小ぶりではあるけれど、玉ねぎっぽい雰囲気はありますね!
畑でパクリ!
ずっとやってみたかった、収穫したその場で齧りつくの…!
ということで、ささっと泥を落として、パクリ!!
辛い…
で、ですよねぇ~!!
オーブン焼き
この玉ねぎは火を入れねばならんと悟り、かといって小さい小さい玉ねぎなので炒め物にするにはイマイチだと思い、チーズをのせてオーブンでカリッと焼きました。
味は普通に美しかったんですが、写真撮り忘れた…汗
ブロガーとしてあるまじき失態!!
玉ねぎが大きければ炊き込みご飯!
本当は、ちゃんと分量が取れれば、新玉ねぎの炊き込みご飯が作りたかったの!
これは何年か前にクックパッドで見つけて、当時は普通にスーパーで買った玉ねぎで作ってみたんだけど、とっても美味しくてハマっちゃって。
それを自分で育てた玉ねぎで作れるなんて、幸せじゃない!?
ツイッターでもこのレシピを紹介したら好評で、自分が考案した訳じゃないけど嬉しい✨
ほんのりと甘く、それでいてフレッシュなコクもあって、和食にも洋食にも遭うお勧めレシピだよー!
トウ立ちについて
さて、そもそもトウ立ちとはなんぞやって事ですが、ちょいと勉強してみました。
トウ立ちの理由
トウ立ちとはつまり、花を咲かせ種を付かせるための茎が成長しちゃうこと。
玉ねぎがトウ立ちする理由としては、主に冬を越す時(寒さに当たる時)の玉ねぎの大きさが原因だとされています。
冬を越す時点で大きく育ちすぎてると
寒い!死ぬかも!子孫残すぞ!
となってトウ立ちを始めるんだそう。
逆に小さすぎると冬を越す力が足りないので、玉ねぎづくりって時期が重要みたい
また、水や栄養が足りなくても
栄養カツカツ!玉でっかくしてる場合じゃねぇ!!子孫残すぞ!
となるのだとか。
玉を巻き巻きしながら大きくなるのって、大変なんだねぇ。
我が家の玉ねぎ達はどの理由だったのかなぁ??
4月ごろ数日間だけ異例の暖かさになったのに、5月になってまた冷え込んだからかなぁ?
5月でも早朝2℃とか普通にあります
栄養としては、ボカシ肥料を与えてはいたけど、不耕起地で初めての野菜作りだから、玉ねぎさんには栄養が足りなかったか…
\私が使ってるボカシ肥料/
トウ立ちの問題
トウ立ちすると何が悪いのかと言うと、トウの成長のためにに栄養を取られてしまうので、肝心の玉が育たなくなるって事が最大のポイント。
しかも、トウの部分(玉の芯)が固くなって食味が落ちるんですって。
スーパーで買った玉ねぎでも、たまに芯の部分が太くて固くなってる時がありますよね
なので、シャキッと瑞々しい玉ねぎが食べたければ、トウ立ちさせないように育てないといけないって事。
トウを抜く
じゃぁトウ立ちしてしまったら一巻の終わりかというと、トウが大きくないうちはこれを引っこ抜いておけば、まだ玉が成長する望みがある模様!
というわけで、抜きました!
でもスルッと引っこ抜けたのは1個だけで、すぐにブチって千切れる。
なので、他の子たちはハサミで切りました。
引き続き、このまま育ててみようと思います。
いくつかはトウを残しておいて、花が咲くのを観察してみるよ
ちなみに抜いたトウなどの残渣は堆肥化させて今後の土づくりに活用するので、ありがたくとっておきます!
漢字:薹立ち
フキノトウの「トウ」もこの字(蕗の薹)
専門用語では抽薹(ちゅうだい)。『日長や温度などの環境刺激に反応して、急速な茎(節間)の伸長成長を始めることで、「とう立ち」ともいう。越年性長日植物に多くみられ、抽薹に伴って花芽形成もおこり、開花に至る。』
「食べ頃ではなくなった=丁度良い時期を過ぎた」と転じて、「新人と呼ぶにはトウが立ってしまった」等のような用いられ方がするようになった。
英語でトウはseedstalk。seedは種でstalkは茎なので、まさに花を咲かせ種を付けるための茎って単語ですな。
でも「トウが立つ」はboltingと言う。
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