【家庭菜園初心者】土による違い?肥料による違い?検証してみた
こんにちは、文生伊(あおい)です!
私は2020年6月に那須の田舎に移住してから、家庭菜園で野菜作りにもチャレンジしています😊
過去に自然農法にもチャレンジしているという記事を書いたのだが、そこで紹介した通りニンニクを3か所4種類の育て方を実験しています。
今回はその生育状況の報告と発見したことについて書きました!
野菜作りの土ってそんなに大事なの?
肥料なんてあげなくても野菜は育つんじゃないの?
と思っている方、必見です!
腐葉土 VS 謎土
2021年春!野菜作りのための畝を開墾【家庭菜園初心者】でも紹介した通り、我が家の庭には腐葉土と謎の土(略して謎土)があります。
なので、同じ野菜を同じ日に植えて、成長にどんな差が出るか試してみました!
もちろん、同じ肥料を同じくらい同じタイミングであげて育てています。
使った肥料はこちら↓
にんにく@腐葉土
まずこちらが腐葉土ゾーンのにんにくの現在の姿。
腐葉土の畝第一号、つまり先日の玉ねぎや去年の小松菜、大根などと同じ畝です。
トンネル用の支柱に届かんばかりの成長です。
このニンニクたちは獣害にも遭いながら、なんとかここまで来ました!
サイズ感が分るように、私の親指と茎の太さを比較してます。
もしかしたら、本来ならもっと太く大きく育ってないといけないのかもしれませんが、腐葉土とはいえ不耕起地だった土地の初野菜作りなので、こんなもんなのかもしれません。
にんにく@謎土
そしてこちらが謎土のにんにく。
私の親指と茎の太さの差を見ていただくと、腐葉土の方が全然太いことがわかるでしょうか!
単純に、茎が太い=にんにくが肥ってるって事です。
謎土にんにくの全体像は後で出てくるので、今は茎の太さにご注目ください
しかも葉っぱも腐葉土の方が緑が強く健康そうですね。
これだけを見ると、腐葉土の方が栄養が豊富で野菜の生育に適していたと言えそう!
肥料あり VS 肥料なし
では、土の違いがわかったところで、肥料の有り無しでどのくらい変わるか?検証してみました。
にんにく@腐葉土
こちら、腐葉土とはいっても最初に登場した畝第一号ではなく、自然農の方のニンニクです。
自然農と言っても色んな考え方があるのですが、今回は肥料をまったくやらず、ほぼ放置して育てています
同じニンニクの球根を同じ日に植えてますが、畝第一号の方とは歴然の差ですね!
なんなら、謎土で肥料をあげながら育てた子よりも小さいか、同じくらいか…?という成長具合。
いくら腐葉土でも、肥料を上げないとこんなもんか…ってサイズ感です。
にんにく@謎土
こちらが同じニンニクの球根を同じ日に、謎土の方に植えた子たちです。
右3列が肥料無し、左3列が肥料ありです。
3月半ば、まだ春が来る前(暖かくなる前)はこんな感じ。
どの子も同じぐらいの成長に見えますが…
むしろ肥料無しの子の方が若干背が高いかも
ですが、ちょっと暖かくなり始めた頃、急激に差が出始めました!
肥料有りの左側の子たちの背丈も太さも、右側の肥料無しの子たちと全然違っちゃいましたね。
肥料の影響か、土の色も若干左側の方が深い茶色になってます。
初期成育の段階では肥料の有り無しはあまり影響がないが、成長期に入る時に多くの肥料を必要とするという事なんですかね。
試しに肥料無しの中でも一番小さそうな子を1つ抜いてみました。
ありゃ…小さい…ていうか、一人しかいない(笑)
普通にんにくって何片かに分かれてますよね
もっと大きくならないと分れないのでしょうか?あるいはパワーが無かったのでしょうか??
他の子達もこんな”らっきょうサイズ”かもしれませんが、とりあえず引き続き育ててみます。
余談ですが、スーパーでたまに生にんにくって売られてますが、確かにうっすら紫色ですね。
普通に並んでるにんにくは乾燥されているので、オフホワイト~ベージュですが。
土は腐葉土!肥料は必要!
上記の比較検証から分ったのは、
腐葉土肥料有>謎土肥料有>腐葉土肥料無し>謎土肥料無し
という結果でした!
つまり、ちゃんと野菜を育てたいなら、
土は腐葉土の方が良い!肥料はあげた方が良い!
という事がわかりました。
これが分ったので、2021年の新畝はどうしても謎土ではなく腐葉土にしたかったんです
にんにく以外では小松菜と大根の自然農も試してみたのですが、確かにどの子も畝第一号よりも小ぶりに育ったんですよねぇ。
寒冷紗の影響やいかに?
一点注意なのは、畝第一号は他の野菜を守るために寒冷紗をかけて冬を越しました。
なので、謎土や自然農の方みたいに寒波や雪や霜の直撃を受けてないんです。
にんにくは青森が産地として有名なくらいなので、寒さに強い野菜ではありますが、寒冷紗による差がまったくないとは言い切れません。
そういった条件の差も考慮しつつ、こうやって目に見えて差が分るという事は次につながる発見ですね。
今後も色んな野菜作りを試していこうと思います。
2021年の抱負の通り、収穫する事はもちろん、育てる事を楽しもう♪
お気軽にコメントください♪