【家庭菜園初心者】ミニカボチャ収穫祭[極甘絶品]
こんにちは、文生伊(あおい)です!
私は2020年6月に那須の田舎に移住してから、家庭菜園で野菜作りにもチャレンジしています😊
今年は、作るつもりはなかったミニカボチャも作ってみました!
「作るつもりはなかった」と言いつつ、結構な成功作だったんです♪
その成長の様子からご紹介させてくださいー!
ミニカボチャの苗をご近所さんからいただいた
前々から、「私は田舎暮らしならではのご近所づきあいをしていない」と書いてきているのですが。
そもそもご近所さんがいない(ごく稀にしか来ない別荘利用者)し、たまに来られても挨拶程度
唯一ともいえるご近所さんが、偶然、東京のシェア畑で指導員をしているお方だったのです…!
こんなに身近にプロがいた
その方が、春ごろのある日、久しぶりに別荘にいらした際に、余っている種やら苗を下さって。
その苗が、ミニカボチャだったんです。
正直、カボチャって特別好きじゃないんだけど、頂いてしまったからには全力で育てよう!ということで、茄子を植えようとしていた畑にミニカボチャの苗を定植したのでした。
ミニカボチャ定植
こちら↓が頂いた苗。
定植するにはちょっと小さすぎたのですが、勢い余って畑に植えちゃいましたw
全部で3株。
肥料の待ち伏せ
ご近所さんに伺ったのは、ミニカボチャを定植する際に、30cmほど掘って、そこに肥料を入れて置くと良い、とのこと。
理由は、ミニカボチャの苗が成長して根っこがその肥料に届くころ、ちょうど実を生らせるために肥料をたくさん必要とするタイミングになるから。
そうやって、肥料の「待ち伏せ」しておくと良い、と。
というわけで、有機100%のコチラ↓の肥料を待ち伏せておきました。
この時にはまだ自家製ボカシ肥料が完成してなかったんです
梅雨時にミニカボチャがぐんぐん成長
ご近所さん曰く、那須は東京よりもずっと涼しいから、育ちが遅いかもね、という事だったのですが、今年の5月ごろは例年よりもとても暖かかったせいか、ぐんぐん成長してくれました!
定植してから約1か月、6月半ばにはこんなにこんもりしてました↓
株元はこんな感じ↓
雄花の蕾や子ヅルが出来てますね!
引き続き、成長を見守って行きましょう。
ミニカボチャの子ヅル2本仕立て
カボチャ栽培の上でポイントとなるのが、たくさん出てくるツルの残し方。
全部が全部残しておくと、ツルの成長に栄養を取られて、カボチャの実に栄養が行かなくなってしまうらしい。
ツルの残し方には色んな説があって、
- 親ヅル(一番大きいツル)1本だけ
- 親ヅル1本と子ヅル1本
- 子ヅル2本
などなど…
私は、YouTubeで見た「子ヅル2本仕立て」にしてみました。
子ヅルの選び方
下の通り、ツルがいくつも出ているのですが、まずは一番大きいメインとなるツルを切ります。
子ヅルが何本もあるのですが、ツルを伸ばしたい方向に出ている2本を選び、それ以外を切り落としました。
私の足が写っている側が、小松菜などを育てている隣の畝になるので、こちらにはツルを伸ばしたくないんです。
なので、写真上側の2本を選んだ、という訳。
切り落としたツルはこんな感じ↓
この後も、新たな子ヅルや、子ヅルから更に伸びてくる孫ヅルも適宜選定していき、子ヅル2本だけが残るように育てていきます。
ところで、ツルの残し方には、それぞれでメリットやデメリットがあるみたい。
例えば、親ヅル1本と子ヅル1本で育てると、カボチャの実のなるタイミングがズレるから家庭菜園向き…とか。
そこまで勉強する前に子ヅル2本仕立てにしてしまった…
ミニカボチャの花合わせ
ミニカボチャの苗が育っていくと、こんな風に花を咲かせました。
こちら↓が雄花。
株元に多く咲きます。
こちら↓雌花。
雄花と違って、茎(ツル)との間にカボチャの赤ちゃんが着いています!
花が咲くと、「花合わせ」という、いわば人工受粉の作業をする事が多いようです。
ですが、森の中の我が家では、花合わせは不要。
放っておいても、蜂さんや蝶々達がやって来て、受粉作業をしてくれてました!
その後、花は枯れ、カボチャの実がぐんぐん大きくなっていきます♪
カボチャの実の剪定
ツルの剪定だけでなく、実の剪定もした方が良いようです。
株元から5節までは育てず切り落とした方が良い、とか、マルチの外側に生った実から育てる、とか。
考え方は色々あるようですが、私はマルチの外に生った実はOKという方式にしてみました。
ミニカボチャ収穫祭
その後、梅雨の間の恵みの雨を存分に受けて、順調に育ったミニカボチャ。
こちら↓が7月末の状態。
畝の太さ・長さに対して、どれだけカボチャのツルが伸びまくってるかお分かりいただけるでしょうか?
庭が広いお陰で、好き放題に伸びてます
しかもツルの先がキュッと上がっています。
これは、ミニカボチャの栄養状態が良いというサインだそう。
肥料の待ち受けが上手くいったようです
肝心の実は!?というと、こんな感じ↓
手前に1個、左奥にも1個育ってるのが見えますか?
こちら、別のツルのミニカボチャ↓
イイ感じに育ってますー!!
こんな感じ↓で、うまく大きくなれずに枯れてしまった実もあります。
大きくなれた子と、なれなかった子の違いはわかりませんが、最終的にそれぞれ同数ぐらいになりました。
コチラ↓が、収穫に至った子の一部。
ミニカボチャと言いつつ、両手でやっと持てるぐらいのサイズです!!
カボチャ栽培には敷き藁
地這いで育てたので、地面に接した部分は色が薄かったです。
太陽が当たらなかったというのと、雨の大時期に湿った土に直に接していた為と思われます。
こういう場合は、藁を敷いておくと、水はけ&緩衝材として良いらしい。
しかし、藁なんて普通のお宅にはないですよね…
調べてみたら、こんな↓商品があるみたい。
次回は使ってみよーっと!
ミニカボチャの追熟とお味
収穫したミニカボチャの1つを切ってみたのですが、なんか黄色い…
どうやら、まだまだ若すぎるみたい。
臭いも瓜臭くて、甘くもへったくれもない…汗
調べてみたら、2~4週間ほど追熟させると甘~く美味しくなるとのこと。
なので、キッチンの片隅にカボチャを置いて、追熟させてみました。
直射日光が当たらず風通しの良い所に置いておくと良いらしい
というわけで、1か月ほど追熟させた後、満を持して切ってみました。
そしたら、今度こそカボチャらしい色に!
最初は素焼き。
次は煮物。
さらにはチーズ焼き。
どれも絶品!!
めちゃくちゃ甘い…!
煮物なんて、レシピ通りに作ると甘すぎるくらいでした。
今んとこ素焼きが一番美味しかった
合計で8つ収穫できて、まだ4つ残っているので、他の食べ方も試してみたいと思います♪
楽しみ~😆
ただ1点心残りなのが、苗を下さったご近所さんが収穫時期に一度も来られないこと…
感謝を込めて、育ったミニカボチャをお渡ししたかったんだけど…このままじゃ腐っちゃう~😅
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