独身女性の田舎暮らしは楽ではないけど気楽♪[移住者の実体験を紹介]
独身女性でも「田舎暮らし」大丈夫かな?
うん!ラクではないけど気楽だと思うよ♪
こんにちは!2020年に那須の田舎側に移住したAOです。
チラホラ聞く「独身女性の田舎暮らし」に関する疑問を、実際に田舎に移住した独身女の私の体験談&考察をシェアしますね。
「コンビニまで徒歩1分」とか「週3でウーバーイーツ」みたいな都会的な生活がしたいなら難しいかもしれませんが、自分で行動できるアクティブな女性なら大丈夫😊
とはいえ不安も多いですよね。
というわけで特に独身女性が気になる下記の3点について、私の経験から考察してみました!
独身女性の田舎暮らし懸念点トップ3
- 田舎暮らしの防犯面や安全面は大丈夫?
- 草刈りや家庭菜園、女手一つでも出来る?
- ご近所さんなど周囲から変な目で見られない?
あくまで1移住者である私個人の見解ではありますが、田舎暮らしを検討中の独身女性のご参考になれば幸いです😊
筆者は独身女ですが、一緒に暮らしているパートナーがいますので一人暮らしではありません。
一人暮らしについての事例は、コチラ↓の記事が参考になります!
田舎暮らしの防犯面や安全面は大丈夫?
自分が暮らす環境の防犯面や安全面、気になりますよね。
都会暮らしの心配事で言うと、「最寄り駅周辺の治安」とか「同じマンションに変な人住んでないか」とか…
そうだね。残業で遅くなって、夜道を独り歩いて帰らなきゃいけない時の不安と言ったら……!
そんな私が田舎で暮らして分かったのは、リスクの方向性が変わるという事。
「絶対安全」とは言えないけれど、「都会より危ない」とも言えないというのが私の見解です。
説明しますね。
人的要因によるリスクは下がる
田舎といえば、「住民(通行人)が少ない」「街灯もなく暗い」。
そんなイメージありますよね。
痴漢とか通り魔とかに遭っても助けてもらえ無さそう
うん、夜道が怖そうなイメージあるよね
ですが、私が移住して分かったのは、
田舎の方が痴漢や通り魔など人的要因によるリスクはむしろ低い!!
ということ。
そもそも田舎は都会とライフスタイルが大きく変わるし(変えたいから移住する訳だし)、
- 田舎は車移動が基本なので、1人で歩く機会がほぼない
- 居酒屋をハシゴするなど夜道を出歩く機会はもっとない
なので、残業で遅くなった夜道を怯えながら帰宅した日々とは決別できます😊
少なくとも私は都会の夜道の方が何百倍も怖い目に遭ったよ…
泥棒に入られる心配が絶対にないとは言いませんが、未だに玄関に鍵をかけずに生活している人も多いのも事実。
とはいえ女一人暮らしなら、窓を二重サッシにするとか玄関カギの二重化など空き巣などの防犯面は相応の対策をしておくと安心感UP可能だと思います。
田舎の古い家はカメラ付きのインターホンすらなかったりするので、手軽に設置できてスマホと連携できる↓のような機器を活用するのもオススメ。
危機管理や工夫は都会と同様にしておいて損はないけど、私は都会ほど人間が怖くなくなりました!
逆に怖いのは虫や獣
田舎といえば、人の数よりも虫・獣の数の方が多い!
人も怖いけど虫や獣の方が怖い!
私もそう思う
なので、虫や獣による被害については、都会には無いリスクを背負う事になります。
私も飛来したスズメバチに驚いて逃げたり、家庭菜園の野菜を猿に奪われたりしてます。
こちらについては、性差は関係ないリスクですね。男性でもフツーに危険ですw
田舎暮らしだと「人に害される不安は減る」が、「虫や獣による被害は大自然の中で暮らす以上は避けられない」。
これはもう、「女だから」とか「男なら」という問題ではなく、「どちらのリスクを取るか?」という問題でしょう。
駅前で酔っ払いに絡まれるのも嫌だけど、獣害に遭うのも嫌だなぁ
自分がどっちのリスクと向き合う方が気が楽か?で判断してね。
[虫嫌いの虫対策]田舎暮らしを虫地獄にしない為に私がしている事』でも紹介しています♪
虫嫌いな私と虫との格闘については『草刈りや家庭菜園、女手一つでも出来る?
田舎暮らしと言えば、「広い庭で家庭菜園やりたい!」と考える人も多いと思います。
でも女手一つでもできるのか、心配ですよね。
結論としては「出来る!」です。
バッテリー式でラクに安全に
家庭菜園をするなら広い庭が欲しいですよね。
でも広い庭と切っても切り離せないのが、草刈り。
庭が広いと、草を刈るのも大変だよねぇ
草刈り機とかも必要だしね
でも機械イジリとか絶対無理!
最近はバッテリー式の機械も増えているから、機械イジリが苦手な女性でもなんとかなるよ
草刈り機などエンジンのついた機械の操作やメンテナンスのハードルが高いと感じている女性も多いでしょうが、バッテリー式なら取り扱いが格段にラクです!!
従来型のエンジン式に比べて操作が単純だし、燃料(ガソリンやオイル)も不要。
エンジン式のように轟音や振動も少ないので、作業が疲れづらいという特徴もあります。
草を刈る刃物の中には、チップソーと呼ばれる金属のものもありますが、ナイロンコードでも大概の草は刈れます。
文字通りナイロン製なので、格段に安全性が高い!
チップソーが怖いならナイロンコードで刈ればOK◎
我が家で大活躍中の草刈り機↓
ポイントは36Vバッテリー。
18Vだと田舎の草刈りには物足りない可能性があるので注意
オススメのナイロンコード↓
山林を開墾するとか、背丈ほどにも雑草が伸びているような荒れ果てた状態であれば、草刈り初心者の女1人だと大変かもしれません。
ですが、こまめに草刈り出来る人であればバッテリー式+ナイロンコードで十分。
最初は時間かかるかもしれないけど、慣れれば効率よく作業できるようになるよ
庭の管理が出来る様になれば、家庭菜園のために土を耕したり管理する事は可能です。
鍬やシャベルで耕すのがツラければ、家庭菜園向けのミニ耕運機もお手ごろ価格で売られています。
どの耕運機が良いかは菜園の広さや土の状況によって変わるので、ピッタリの道具を揃えれば女性一人でも十分楽しめますよ♪
草刈りも家庭菜園も肉体労働ではあるので、都会暮らしに慣れた女性にとってはラクな作業ではないかもしれません。
ですが、自分に合った道具で自分のペースで行えばよいだけなので気楽ではあります♪
バッテリー式はその他の利点も
ちょっと余談にはなってしまいますが。
マキタのバッテリーは、様々なマキタ製品の間で共通となっているんです。
なので、我が家では草刈り機の他にも掃除機やインパクトドライバーなどもマキタ製で揃えています。
その他、丸鋸や電動ノコギリなどもマキタの物を使っていたりします。
田舎暮らしっぽくDIYを楽しみたい女性にとっても、バッテリー式で扱いやすい工具が多くなった今は気楽に始めやすいですよ♪
ご近所さんなど周囲から変な目で見られない?
独身女性が田舎に移住する際、周囲から変な目で見られないか気になっちゃいますよね。
自分の意志で独身を貫いてる女性であっても、周囲から結婚や出産についてとやかく言われるのはツライものですから。
都会の人であってもアレコレ詮索してくる人が未だにいるから、田舎だと更に不安
そうだね、田舎の方が古風な考え方が根強いイメージだもんね
しかも今までの地方移住事例からすると、
子供を田舎でのびのびと育てたいから、家族で移住しました
老後の楽しみとして、夫婦で移住しました
というケースがピックアップされる事が多く、アラサーやアラフォーの独身女性が移住するというケースは少数派なのではないでしょうか?
事例が少ないという事も、不安をあおる材料ではありますね。
この点については、残念なお知らせがあります…。
移住先の土地や人によって変わる
都会であっても独身女性は嫌な思いをする事が多いので、残念ながら日本中どこであってもそのリスクは付いて回ると考えておいた方がいいです。
日本が本当の意味で独身女性にとって暮らしやすい国になる日はまだまだ先。
都会でも田舎でも、変な目で見てくる人はいるし、逆に好意的な人もいる。
これが私の正直な感想です
考え方は人それぞれ。同じ土地であっても180度違う考え方の人もいます。
なので、一概に「田舎だから独身女性は絶対に嫌な思いする」とも「嫌な思いはしない」とも言えません。
どんな土地でどんな人と接するかで大きく変わります。
言い換えれば、接する人を選ぶことで心地よい人間関係を築くことは可能だということ。
メディアは良い事例も悪い事例も極端なものしか大きく取り上げないし、SNSは悪い事例の方が炎上しがちということは念頭に置いておくべきです。
「そういう事例もあるが、そういう事例ばかりではない」。
「記事にならない」「SNSでいいねがつかない」そんな地味な移住者の地味な田舎暮らしが大多数だと思う
私から言えることは、「都会だろうが田舎だろうが、嫌な人とは付き合うな!」
子供のころ転校した学校でイジメて来る人がいたし、大人になって転職した会社で邪険にしてくる人がいたけど、考え方やフィーリングが合う人とだけ付き合うようにすればいいだけだと学びました。
どうしても避けられない職場の人やご近所さんの場合は、可能最大限の作り笑顔でやり過ごしましょう。
都会の会社に蔓延る五月蝿いオッサンやお局様たちの扱いと一緒だよ。華麗にスルー♪
不安なら別荘地がおすすめ
私自身は、面倒が起きるリスクを避けて気楽な別荘地外別荘地に移住し、ご近所付き合いほぼゼロで過ごしています。
冒頭に述べた通り私はパートナーと暮らしているので1人暮らしではありませんが、引っ越しのご挨拶をお隣さんにした際に「夫婦ではない」と伝えたら、凄く奇妙そうな顔をされました。
その方は東京から時々来る別荘利用者なんですけど、世代がだいぶ上だからね…
郵便屋さんや宅配業者さんも、名字が違う荷物が届くので「名字違いますけど?」と何度も訊かれました。
仕事だから確認してるだけだと思うけど、こういう事例は珍しいから心の中では奇妙に思ってるんだろうなぁって話です
独身であれパートナーシップであれ、日本は従来の形と違う事に対しては寛容ではない社会なので仕方がありません。
とはいえ別荘地外別荘地は人間関係がライトなので、私の様に「他人にとやかく言われるくらいなら、人付き合いゼロの方がマシ」と思っている人にとっては、おすすめできる環境ですよ。
独身女性が選ぶべき♪おすすめ移住先5選[田舎暮らしを成功させる秘訣も移住者が解説]』の記事で詳しく紹介しています♪
独身女性の移住におすすめの別荘地については、『独身女の田舎暮らしはラクではないが気楽
この記事では以下の3点について、私の経験に基づく個人的見解をシェアさせていただきました。
独身女性の田舎暮らし懸念点トップ3
- 田舎暮らしの防犯面や安全面は大丈夫?
➡人より虫・獣による害の方がリスク上がるので性差は関係ない - 草刈りや家庭菜園、女手一つでも出来る?
➡バッテリー式機械は女性でも扱いやすい。チャレンジしてみよう - ご近所さんなど周囲から変な目で見られない?
➡変な目で見てこない人と場所を選ぼう!
色んな方が、色んな形の移住をして、色んな経験をしていると思います。
数ある事例のうちの1つとして、参考にしていただけたら幸いです😊
独身女性におすすめの移住地「別荘地」のメリットにフォーカスした記事はコチラ↓
生活に必須の仕事については↓の記事もご参考にどうぞ♪
独身かつ一人暮らしを想定している人なら↓の記事で良い事例を紹介しています!
お気軽にコメントください♪
コメント一覧 (2件)
初めまして!
文生伊(あおい)さんの記事楽しく読ませていただきました!
僕は、今年の8月に家族で田舎移住をして古民家で暮らしていますが、確かに、田舎は、人より虫・獣の方が怖い・・・ですよね(笑)
最近も、自宅近くで熊と猿が目撃・・・・されました。
凄い読みやすい記事なので、今後も楽しく拝見させて頂きます。
よろしくお願いいたします!
たっかんさん、嬉しいコメントありがとうございます!
励みになります😊
やはり田舎となると、熊や猿は当たり前のように出ますね(笑)
人より鳥獣虫の方が多いですから、危険度も違います。
ご家族での田舎暮らし、エンジョイされてくださいね😄