【家庭菜園初心者】野菜作りについてきちんと勉強してみる①[農業検定対策]
こんにちは!那須の田舎側に移住してから家庭菜園にもチャレンジ中のAOです。
成功あり失敗ありだけど楽しんでます
野菜作り2年生の私ですが、YouTubeなどネット情報をメインに情報収集しつつ、肥料・土の比較実験をしてみたり、自分なりに学習しながら家庭菜園を楽しんできたつもりです。
しかし、去年も今年も天候不順も相まってうまくいかない事ばかり…
というわけで、もうちょっと真面目に家庭菜園について座学をやってみようかと思い立ちました!
そんな時に知ったのが『日本農業検定』。
『農業』とあるので、農家さんや就農希望者が学ぶようなものかと思ったのですが、「家庭菜園レベルの人に役立つ知識」との事。
むしろ農家さんレベルだと『農業技術検定』の方が、より実践的な内容になっているらしい
というわけで、私の勉強のために、、、
『日本農業検定』公式テキストに沿いながら、私が纏めたり端折ったり蛇足した記事を書いていこうと思います♪
\ 日本農業検定』公式テキスト/
農業とは何か
『農業』の中には、大きく分けて「農耕」と「畜産(牧畜)」がある。
「農耕」を大きく2つに分けると、
- 私たちが口にする野菜・穀物などの生産
- 医薬品・衣料・住居の素材などの生産
穀物栽培の発展が文明の発展へ
約1万年前、氷河期が終わって気候が温暖になり農耕が始まったとされる。
私たちの主食である米=イネの栽培は約1万年前、中国が起源とされる野生のイネを改良してきたもの。
中国のどこ?は諸説あり
世界の3大穀物:トウモロコシ、コムギ、コメ
トウモロコシが11億トンで最大だけど6割が飼料用
穀物は植物の種子。
栄養価が高く加工しやすい。
また、固い殻に覆われているため保存しやすく輸送もしやすい。
その性質が人口の増加、都市の誕生、発展をもたらし、文明を生み出す要素となった。
農業の基本は適地適作
農業の基本は「適地適作」。その地域で栽培しやすい作物を育てる事。
現在の農作物は、多収や食味の良さなど、人の利用目的に沿うように改良されてきた結果、野生種よりも病害虫への抵抗性が弱くなっている傾向がある。
食べやすくなった分、栄養素も減ってるって言われているね
「地産地消」とは、地域生産・地域消費。
地域に根付いた色の豊かさを守り、生産者と消費者の結びつきを強め、地域農業を支える取り組みでもある。
永く地域で食べられてきた農産物の価値には、生産性や経済性など効率の物差しでは測れない「地域文化」としての価値がある。
有名なのは野沢菜。
江戸時代に導入されて以来、選抜採取を繰り返し地域の風土に合うものに育てられ、野沢菜漬けとして強度の冬の味となっている。
その他、伝統食材として有名なのは九条ネギや伏見とうがらしなどの京野菜、金時草や源助大根などの加賀野菜など。
食の好みが合わずに別れるカップルもいるくらいだから、食は「文化」を通り越して命そのものだよね
世界の農業食糧事情
穀物需要の増加が進んでいる反面、需給が不安定化している。
穀物需要が拡大している理由は大きく2つ
1つめは、「世界人口が増加しているため」。
人口が増え続けている(2050年には97億人)為、穀物需要も毎年増加している。しかし、生産量は増減産を繰り返しながら伸びている状況。
日本の人口は減り続けているから、あまり実感ないけどね
2つめは、「畜産飼料への利用が拡大しているため」。
中国やインドなど人口の多い国の経済が成長し、食肉の消費量が増えている。
日本も経済が発展するにつれ、食が西洋化したもんね
従来型の「自給型畜産(野菜くずや残飯などを飼料とする飼育方法)」から「加工型畜産(トウモロコシが原産である配合飼料飼料を与え多頭飼育する方法)」に変わっている。
中国は2009年まではトウモロコシ自給率100%だったが、2010年異国は純輸入国となっている。
反面、グラスフェッド(穀物飼料を与えない飼育方法)を推す流れもあるね
穀物生産減少と価格高騰リスク
穀物需給は、世界人口の増加、開発途上国の経済発展に伴う畜産物の需要増加、異常気象の頻発、水資源の制約による生産量の減少などの要因によって逼迫する可能性がある。
- 今世界では、地球温暖化の進行で穀物生産量が減少し、世界的な食糧危機を招きかねないなどと警告されている。
- アメリカ・中国・インドなど降雨量の少ない半乾燥地帯では、灌漑の為の過度の地下水汲み上げによって、安定生産が困難になる危険性が高まっている。
穀物生産減少のリスクに加え、輸入国同士で争奪戦となるため、穀物価格が高騰する危険性も心配されている。
異常気象はどうしようもないけど、コントロールできる所はコントロールしないと人類が危ない
日本の穀物安定確保への取り組み
日本の”飼料を含む穀物自給率”は28%と世界で最低ランク。
将来的な不安定化に立ち向かう為の取り組みがコチラ↓
- 国内の農業生産の拡大:水田を活用して戦略作物(ムギ、大豆、飼料用米など)の増産を定着させる。
- 安定的な輸入の確保:輸入相手国との良好な関係を強化し、輸入先の多角化を図る。
- 備蓄への取り組み:コメや小麦、飼料穀物等の備蓄に取り組んでいる。(例:米の適正備蓄水準100万トン/毎年6月末時点)
家庭でもコメの備蓄を推奨してるって書いてあるけど、そんな取り組み聞いた事ないよ?
\ 『日本農業検定』公式テキスト/
https://www.choinaka.ji-freedom-nature.com/nature/farming/cabbage
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