野菜作りについてきちんと勉強してみる⑤[農業・農村の多面的機能]【農業検定対策】
こんにちは!那須の田舎側に移住してから家庭菜園にもチャレンジ中のAOです。
成功あり失敗ありだけど楽しんでます
農業は環境保全にも貢献している
農村で農業生産活動が行われることにより生ずる、農産物の供給を含めた幅広い機能を「農業・農村の多面的期な機能」と呼んでいる。
国土の保全機能
洪水防止機能
農家が管理している田んぼの1枚1枚は小さな治水ダム。
畔に囲まれた田や耕作されている畑の土壌には、雨水を一時的に貯留する働きがある。
土砂崩壊防止機能
斜面に作られた田畑は、日々の手入れによって土砂崩れを未然に防止できる。
田畑の工作を続けることで、地下水位が急上昇をすることを抑える働きがあり、地滑りなどの災害を防止している。
土壌浸食防止機能
田畑の作物や他に張られた水は、雨や風から土壌を守り、下流に土壌が流出するのを防ぐ働きがある。
人が手を加える事によって抑えられている災害もあるんだね
水源のかん養機能
河川流況安定機能
水田に利用される灌漑用水や雨水は、河川の流れを安定させ、下流地域の生活用水などに利用されている。
地下水かん養機能
田畑に貯留した雨水などの多くは、下流域の生活用水などに利用されている。
日本は雨水が多いからこそ、適度に使ってバランスを保とうって事だね
自然環境の保全機能
気候緩和機能
他の水面からの水分蒸発や、作物の蒸散機能によって空気が冷やされる。
この冷涼な空気によって、周辺市街地の気温上昇を抑える効果がある。
大気の浄化機能
田んぼの稲には光合成によって大気中の二酸化炭素を減らし、代わりに酸素を出す、大気の浄化機能がある。
水田は、大気中の有毒ガス、重油などを燃やす時に出る亜硫酸ガスや二酸化窒素を吸収する働きも認められている。
田んぼに温暖化や大気汚染を抑制する働きがあったなんて驚き
生物多様性保全機能
田畑は、豊かな生態系を持った二次的自然が形成され、トンボやカエルなど多様な生物が生息している。
逆に外来生物に荒らされる田んぼもあるから、生態系のバランスは要注意だね
良好な景観の形成機能
景観形成保全機能
田畑に育った作物と農家の家屋、その周辺の水辺や里山が一体となって美しい農村景観を形成している。
やっぱ、我々日本人の原風景と言えば、田畑と里山だよね
農業は地域社会を維持・活性化する!
文化の伝承機能
全国各地に残る伝統行事や祭りは、五穀豊穣の祈願や、秋の収穫を祝うものなど、農業に由来するものが多い。
作業を楽しくするための”田植え歌”もあるね
保健休養機能
農村の澄んだ空気、きれいな水、美しい緑、四季の変化などが、訪れる人々の心と体を癒す。
農村の持つ「保健休養機能」を都市住民へ提供する取り組みは「グリーンツーリズム」と呼ばれる。
教育の場としての機能
農村で、動植物や豊かな自然に触れる事、農業を体験する事で、生命の大切さや食べ物の恵みに感謝する心がはぐくまれる。
小学校や中学校でも体験学習重視の流れがあり、農家が指導役となった「教育ファーム」が広がっている。
子供の為の教育だけでなく、大人になって改めて農業体験したいって人、増えてるもんね
\ 『日本農業検定』公式テキスト/
https://www.choinaka.ji-freedom-nature.com/nature/farming/nougyoukentei-1 https://www.choinaka.ji-freedom-nature.com/nature/farming/nougyoukentei-sufficiency-rate
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