野菜作りについてきちんと勉強してみる㉟[ホウレンソウ]【農業検定対策】
こんにちは!那須の田舎側に移住してから家庭菜園にもチャレンジ中のAOです。
成功あり失敗ありだけど楽しんでます
基本情報
葉菜類・ヒユ科
原産地:イラン
主な生産地:千葉・埼玉・群馬
栽培時期
春まきと秋まきがある。
おもな病害虫
病気:苗立ち枯れ病、べと病、萎凋病、炭疽病
害虫:アブラムシ類、コナダニ類、ハスモンヨトウ
基本的特性
温度:発芽適温・育成適温ともに15~20℃。耐寒性があるが、夏の暑さに弱い
光:長日高温でトウ立ちしやすい
水:過湿、乾燥を嫌う
土:酸性土を嫌う
品種
東洋種の種子には角があり、生育した葉は切れ込みが深く、根本は赤くて味が良い。
西洋種の種は丸みを帯びており、生育した葉は切れ込みが浅めで、丸みのある形。味は東洋種に劣るがトウ立ちしづらい。
市場に出回っている多くは東洋種と西洋種を交配したもので、トウ立ちしにくく味も良い。
栽培の手順
畑の準備
種まきの2週間前に1㎡あたり堆肥2kg/㎡、苦土石灰200gを施す。
種まきの1週間前には化成肥料150g/㎡を施し、耕したあと標準幅の畝を少し高めに作る。
トウ立ち
ホウレンソウは長日条件によって花芽分化し、トウ立ちする。
春まき栽培では生育期が長日になるため、西洋種や交配種が適している。
街路灯の光でトウ立ちする事もあるので、街路灯のちょおっかや光が強い場所では栽培を避ける。
都会では栽培が難しそうだね
種まき
細根が少ないので種子は直播にする。
条間20cmのすじまき、1cm間隔で播種しておくと間引きしやすい。
種子は固い果皮で覆われているため吸水が悪く、発芽しにくい。一晩水に浸けて発根させてから播種する方法、果皮を取り除くなどの処理がしてある種を使うなどの方法もある。
間引き・追肥・土寄せ
1回目
発芽から1~2週間が過ぎ、本葉が1~2枚になったころ。
苗同士の間隔が2~3cmになるように間引く。
2回目
1回目から1~2週間後、本葉が3~4枚出て草丈が5~7cmになったら、間隔が4~6cmになるように間引く。
化成肥料20g/㎡を条間に施し、土と混ぜながら株元に土を寄せて株を安定させる。
3回目
2回目から1~2週間後、草丈が8cmほどになったら、間隔が8~12㎝になるように間引く。
化成肥料を20g/㎡、前の追肥場所とずらして施し、株元に土を寄せて株を安定させる。
収穫と保存
20cmを超えたら収穫。
秋まきの場合は、4℃以下の気温に7~14日さらすとホウレンソウは身を守るために体内の糖度を高める性質があるため美味しさが増す。
ピンク色をしたホウレンソウの根元部分には糖質が多く、甘みが強くて栄養価も高い。
収穫後、乾燥しないように濡らした新聞酢に包んで鮮度保持袋に入れ、根を下にして冷蔵庫で保存。
株元は美味しい上にポリフェノールの一種やミネラルの豊富なんだって
\ 『日本農業検定』公式テキスト/
https://www.choinaka.ji-freedom-nature.com/nature/farming/nougyoukentei-soil https://www.choinaka.ji-freedom-nature.com/nature/farming/nougyoukentei-fertilizer
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