きのこーのこーのこげんきのこ♪

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田舎暮らしの醍醐味、それは自然との触れ合い、季節感を五感で目一杯感じられる環境ですよね。我が家はなんといっても森の中。季節毎に色んな虫たちや動物たちに出会えるほど自然豊か。最近ではめっぽう秋めいて来て、朝晩は20度を切るようになってきました。ついこないだまでつくつく法師やヒグラシの声が鳴り響いていたかと思いきや、今ではコオロギや鈴虫(たぶん。リンリン鳴く系が複数います)の音が涼しげです。てか若干寒いです。

で、森の中、秋、と来れば、きのこ!ですよね。我が家の庭に様々な野生のきのこを発見したので幾つかご紹介しますね。ちなみにきのこの名称は全部推測です。図鑑やネットで調べてもそっくりさんが多すぎて確信持てません。参考程度にご覧くださいw

もくじ

ウラグロニガイグチ

パンケーキと言うかどら焼きの皮というか、そんな感じの傘を持つきのこさんです。

私が見たやつは傘の裏は黒くなかったですが、大きくなる前の幼菌の時代は黒いそうです。

ちなみに我々が普段目にするしいたけやエリンギなどの裏って筋というか襞になっていると思いますが、こいつはスポンジのようなふわふわです。

これは管孔と呼ばれる細い管が無数に集まっている部分だそう。襞も管孔も胞子を作る役割を担っているんですって。

ちなみにこの子は食べれるっちゃ食べれるそうで、名前にニガ(苦)と入っている割には癖のない口当たりの良いお味なんだとか。でも、体質によっては中毒症状を起こすこともあるとかで、ギャンブル性抜群のきのこですねw

ちなみにこいつ、手の平サイズどころか顔サイズのデカさです!発見した数日後自分の傘の重さで軸が折れてましたw

タマゴダケ

うわ、真っ赤!!怪しげな真っ赤のきのこですw

意外や意外、この子は毒キノコではなく食べられる(しかも生食可!)なきのこだそうです。テングダケ科の仲間だそう。

ほんと、鮮やかな赤ですよねー。美味しいけど食べないでねーという意味での警告色なのですかね。

なぜタマゴダケとういかというと、土から出てくるときに真っ白な卵のようなものが出てきて、その殻を割るかのように生まれてくるから。

1枚目の写真の軸の足元にその名残っぽい白っぽいものがありますね。

登山好きの方はきっとご存知YAMA HACKさんのサイトがとてもわかりやすかったです。登山しながらきのこ採取をする方も多いので、きのこ記事もたくさん掲載されてるんですね。

ベニイグチ

こちらも赤いですね!ちょっとでもこちらの方がマットで深みのある赤です。

実はなかなか珍しいきこのらしい。いろんな情報源見ても「超美味い」と言っている人と「死亡例アリ」と言っている人がおり、真相は闇の中

そういった謎の多さも野生のきのこ好きな方々がテンション上がっちゃう要素なのでしょうか。

シロオニタケ

真っ白なきのこってエノキみたいに室内で日光に当てないで育てるものだと思ってましたが、野生のきのこにもあるのですね。

傘全体に広がっているツンツンが集合体恐怖症の私には若干ゾワゾワ来ますw(丸みを帯びた集合体の方が苦手なので尖っているこいつはちょいマシ。)

胃腸などの消化器系の中毒症状や神経系の異常をきたす毒をお持ちのようです。わ、やっぱり。

白きのこの中には「殺しの天使」と呼ばれるような猛毒のきのこがあるそうです。その名もドクツルタケ、英語名はDestroying Angel(破壊の天使)!なんつーネーミングw でも本当に、うっかり食べてしまった方は苦しんで亡くなるそうです。こわ。

白いキノコ全部が毒性という訳ではないそうだが、ただでさえそっくり率が高いきのこ業界、真っ白となるとなおさら見分けがつかぬ。実際、うちにも複数白いきのこがいるのだが、全員同じに見えるが微妙に違う気もする。図鑑を見ても判別できない。下記の連中とかね。

無知な人間は野生のきのこに近づかないのがベストですね。


以前、移住2か月経って気づいたことについて書いたのですが、田舎暮らしにおいて役立つ知識がまったく足りない。その一つがこういう野生の植物に対する知識です。ちょっとでも「これなんだろ?」と思ったものは調べるようにしているのですが、なかなか正解がわからないようなものも多いです。

ま、のんびり、気長にやっていきましょ♪

ちなみにきのこ等菌類は厳密に言うと植物でも動物でもない第三の生物として扱われているそうです。
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