【家庭菜園初心者】ベビーコーン収穫祭!![柔らかくて甘かった♪]
こんにちは、文生伊(あおい)です。
私は2020年6月に那須の田舎に移住してから、家庭菜園で野菜作りにもチャレンジしています😊
私が家庭菜園やるならチャレンジしてみたいと思っていた野菜の一つが「とうもろこし」だったんです。
『となりのトトロ』のイメージがあるんだと思う
というわけで、さっそくチャレンジしてみました!
…が、なかなか難しくて。汗。
どうにかベビーコーンの収穫には至りましたので、今回はそのご紹介です😊
6月下旬「ゴールドラッシュ」播種
とうもろこしは品種同士で交配しやすい野菜なので、狭い畑であれば1品種のみを育てるのが基本。
黄色と白の粒が混ざってるとうもろこし見た事あると思いますが、それは黄色い品種と白い品種が交雑した結果なんだって
なので、今回播種するとうもろこしの品種は「ゴールドラッシュ」を選びました。
甘くてみずみずしくて、家庭菜園では定番のとうもろこしだそう。
それ聞いただけで美味しそうですね🤤
畝第一号の跡地に
蒔くのは、去年(2020年)に立てた畝第一号の跡地。
耕し直して、自家製ぼかし肥料を入れて、マルチを張りました。
その約1週間後の6月下旬に、満を持して播種!
発芽~初期成育
播種から約1週間で発芽!
小さくてかわいい芽ですね。
播種後は雨曇続きだった事もあり、発芽率は7割くらい。
マルチの穴に対して1つも発芽しない所もありましたので、そういう場合は他の穴で2~3個芽が出ていた子を移植するなどして、最終的に全部の穴に対して1本はとうもろこしが育つように調整しました。
順調に育ってくれていますね!
1つ予想外の展開としては、写真左奥の方の畝(2021年に新設したもの)で育てていたカボチャのツルが、とうもろこしの畝まで侵食してきたことw
新畝から2~3mは離れてるんだけどなぁ。
カボチャのツルはどこかで成長を止めてあげなきゃいけなかったんだろうけど、放置してたらこうなった
このままとうもろこしの茎に絡みつきかねないので、カボチャさんにはご退場願いました。
とうもろこし雄穂が出た~
7月が梅雨で、雨と曇が多かったのですが。
しかも風が凄く強い嵐の様な日も数日間あって、とうもろこしが倒れてしまったんです。
なので、支柱を1本1本立てて、麻紐で固定しました。
その甲斐あってか、成長は遅かったかもしれませんが、なんとか大きくなっていって、8月中旬に雄穂が出ました!
コレ↓葉っぱ巻き巻きしてる中心から雄穂が頭をのぞかせてます。
よくわかりませんが、とうもろこしの場合は雄花ではなく雄穂(おすほ・ゆうすい・ゆうほ等と読む)とよばれるみたい。
無知な私は、最初コレがとうもろこしの実になるんだと思ってたんだけど、違った
その後じわじわと、穂が出てきました!
そして、続々と穂が開いた感じになり、花粉が飛ぶように。
これは順調なんじゃないか?!とテンション上がりまくりでした😊
この時点までは…。
とうもろこしが虫に襲われた…
8月下旬は9月にかけて、毎日のように曇雨の寒い日が続いていますが、ある日の雨の合間に畑を見てみたら…
雄穂が黒い!!
ぎゃーーーーーキモチワルイ!!
とうもろこし1本だけでなく、他の株にも…
葉っぱの裏側にも黒い点々が…!!
調べてみると、どうやら「アブラムシ」という連中らしい。
小さい点々のようなコイツがびっしりと張り付いて、汚らしい…
アブラムシの脅威は、せっかく実り始めていたとうもろこしの小さい実にまで及び始めました。
これはヤバイ!と、我が家にあった、アブラムシに効くという「やさお酢」を散布。
でも、さすがにこのレベルまで虫に犯されると、優しいお酢では効かないのか、黒い点々連中はビッシリ張り付いたままで…
そのせいか、雌穂(とうもろこしのおヒゲにあたる部分)まで黄色?茶色く変色し始めてしまった。
順調だったら、このおヒゲが茶色になる直前に収穫するのが適期だそうなので、虫だけでなく、寒くて雨続きな天候にも負けてしまってるんだろうなぁ。
それに、本来であれば8月下旬~9月上旬に収穫できるはずなので、天候の回復しない中このまま粘っても成長は期待できないし…
しかも、せっかく順調に育っているきゅうりの株にまでアブラムシが着き始めて、このとうもろこしのアブラムシが拡散してるんじゃないかと心配になり…。
きゅうりを植えた畝は遠いから無関係かもしれんけど
もう、この辺りが潮時か?と、9月2週目に収穫してしまうことにしました。
ベビーコーンだけど甘くて柔らかくて美味
私、ベビーコーンという品種があると思ったんですが、単に早く収穫したとうもろこしの事でした。
1株のとうもろこしに対して2つ以上の実が出来てしまった時、摘果したものを「ベビーコーン」として販売しているんですって。
こちら↓が我が家で一番大きく育っていたとうもろこしのベビー。
よく見ると、ベビーと呼ぶにはとうもろこしとしての存在感がバッチリです!
これはさすがに固い。
ベビーコーンとして食べるには育ちすぎでした…
その他の、もっと若いとうもろこし達は、イイ感じのベビー加減♪
簡単に、バター醤油で炒めていただきましたが、甘くて絶品でした🤤
まったく育たなかった野菜もある事を考慮すると、ベビーだけでも収穫に至り食せただけで十分感謝感謝ですね!
とうもろこし栽培の虫対策
さて、もうアブラムシだらけのとうもろこしは片付けてしまった後ですが、少しだけとうもろこし栽培について勉強し直してみました。
アブラムシ+アリ
アブラムシがなぜこんなにもとうもろこしに襲い掛かったかというと、どうやらアリと強く関係しているらしい。
アリとアブラムシって、共生してるんですって。
アリはアブラムシのお尻から出てくる蜜が目当てで、アブラムシはアリに天敵を追い払ってもらう事で、イイ感じにギヴアンドテイクになっているんだそう。
とうもろこしを植えた畝1号にの周囲にアリの巣がある事は認識していたのですが、放置していたんですよ…
森の中の我が家なので、アリの巣なんてそこら中にあるからさぁ
「畝からはもっと遠くにアリの巣を作ってもらうべきだった。そしたらアブラムシの発生が抑えられたかもしれない」という事ですね。
雄穂は切っちゃえ
あと、雄穂は1本でも咲いたら、他の穂は切ってしまう方というやり方があるみたい。
雌穂に受粉させたら、全部切り取ってしまうという手もあり。
要するに、アブラムシが爆増する環境を与えない、ということ。
なるほど、それならば清潔なままとうもろこしの実が大きくなる環境をキープできた、という事ですね…
まぁ、そもそも天候不順すぎて、どこまで成長できていたかわからないとうもろこし達でしたが。
もっと早くにアブラムシの対処方法を調べていたら、もう少しだけ粘れたかもしれないですね。
来年リベンジしよーっと!!
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