有機とか自然農法とか。素人が実際に試してみた②自然農

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田舎に移住したばかりの私が、せっかくの広い庭と肥えた腐葉土を活用するため人生初の家庭菜園にチャレンジしています。

そんな生活を始めてみると、改めて今まで自分が食べてきた野菜や果物がどのようにして作られているのか興味がわいてきて、「有機」?「オーガニック」?農法について調べてみたのですが、せっかくなんで実際に自分で試しています。

前回は我が家の家庭菜園:有機栽培の部をご紹介しましたが、好奇心で自然農法についても試しています。

自然農法に興味のある人、作物の成長の違いに興味のある人、是非読んでみてください♪

もくじ

自然農法:天然腐葉土で余り苗栽培

「有機」?「オーガニック」?農法について調べてみたのとおり、自然農法には様々な解釈があるようですが、基本は

  • 耕さない(堆肥使わない)
  • 肥料入れない
  • 薬使わない

です。

私も、この3つに則って、あとはテキトーにやってみてます。

結局テキトーかいw

畝第一号二号とは全然別の場所、地下茎がさほど酷くない狭い一角に、まともな畝も立てずに

大根・小松菜・ニンニク

を植えました。

厳密に言うと、大根と小松菜は畝第一号二号から間引いてきた芽を植え替えているので、発芽させることができるのかはまた別の機会に実験することになります。

とはいえ畝の方にも堆肥は入れていないし、ぼかし肥料与えたのは発芽したずっと後だから、条件はさほど違わないと思われる!

ニンニクに関しては、1片は9月15日に植え付けたけど死んだかと思ったので掘り返してみたら実は育ってたニンニクを移植したもの、2片は10月5日に植え付けたものの残り、です。

なのでこの2片に関しては、発芽させるところから実験できることになりますね。

雑草を排除しなくても作物は育つのか?

自然農法の「耕さない」には、堆肥を入れないことに加え雑草を完全に排除しない事も含まれています。

自然界の仕組みについてで軽く触れているのですが、雑草があることによるメリットを最大限に享受するためです。

ということで、こんな感じ。こちらは9月20日ごろの写真です。

どこに野菜がいるのかわかりますかー?

雑草だらけで埋もれちゃって、ウォーリーを探せ状態ですねw

雑草を完全に排除しないといっても、植え付けに邪魔になる子たちは刈ります(根っこは残す)。作物にとって一番困るのが、日光を遮断されることだからです。

刈った草たちは草マルチとして活用します。畝第一号二号で黒の穴あきマルチを使いましたが、その効果(保湿・保温・雑草抑制)を雑草絨毯によって得ようという事ですね。

木の枝は目印のために野菜を植えた外周に立てておきました。そんくらいに見つけられない!

本当にこんな中で野菜が育つのか、乞うご期待♪

虫除けトンネルしなくても虫はつかないのか?

自然界の仕組みについてでも書いた通り、雑草を残す理由ともつながるのですが、本当に雑草をたくさん残せば虫は野菜に集中しないのか?

めっちゃ興味ありますよね!

自然農法の中では、虫よけネットはしない、ハウスなどのトンネルも使わないのが一般的のようですので、それに倣います!

実際、森の中の我が家ですが、虫による被害はどうなのか?

今のところ、葉っぱによって虫食い小さな跡が数か所ありますが、大きな被害は大根1株のみです。

これ↓。もはや見る影もありませんねw

アオムシが付いたんですけど、1か月間ほどかけて1株まるまる食べ尽くされてしまいました!

こんなに食べられる前にアオムシの存在には気づいていたのですが、どこまで食べるのか興味があったので敢えて放置したんですけど。

お見事!という食べっぷりですねw

ですが生命力って凄いなと思うのが、中心部分に新たな芽吹きが見えること。

このまま枯れるのか、復活するのか、見守っていきたいと思います!

天然腐葉土にはどこまで栄養があるのか?

やはり気になるのが、天然腐葉土のポテンシャル。

腐葉土は、堆肥としてホムセンなどで売られているくらい、ふかふかな土づくりには欠かせないアイテムですが。

我が家の庭は長年放置された森の中にあるので、腐葉土のレベルで言ったら相当高いと思われます。

実際、歩くとふっかふかです。

とはいえ、ふかふかな土だというだけでは野菜は育たぬ。だからこそ堆肥と肥料のコンビが必要とされているわけですからね。

なので、我が家の天然腐葉土は栄養面でいうと、作物が十分に生育するのか?気になりますよね!

というわけで、肥料無しで育ててみてます!

こちらが11月9日現在の大根。(写真がピンボケしている点はご容赦ください…)

雑草に加え落ち葉が大量に降ってくる中、大根らしい葉っぱが育ってますね!

写真右上が既述のアオムシに献上した株です。

見切れてますが、左の上下には別の大根の株がすくすく育っています。

こちらが小松菜。こちらもだいぶ小松菜らしい姿に。

そしてニンニク。

既述の通りニンニクは多くの栄養を必要とするとのことですが、きちんと全員発芽しています!

ただ、お判りの通り、畝第一号と比べると、

全体的に発育が遅い!!

肥料に関しては、畝第一号に与えてからさほど間も経っていないので、栄養の差よりも、

むしろハウス効果もあるビニール製のトンネルをしていた(その後不織布に変更)ので、気温の方が影響しているのかも?

そりゃーハウス栽培強いなって感じですよね!

引き続き観測していきましょう?

有機&自然農法:謎の土でにんにく比較栽培

もう1つ実験しているのが、「天然腐葉土ではない土による自然農法でどこまで野菜が育つのか?」。

偶然、我が家には2種類の土があったんです。

固くはないが謎の土

不動産屋さんが我が家を売りに出していた頃、土地整備のために木々の選定をしたり、地面の凹凸を均したりしたそうなのだが、その時に買ってきた土を庭の3分の1ぐらいの面積に敷いたんですね。

その土は腐葉土に比べて黄土色っぽくて、ほんのちょこっと粘土質。

雑草はほとんど生えてません。

栄養が多いようには見えないが、都会の痩せた酸性土とも違う感じのふかふかでしっとりした土なので、野菜作りできるのか?試しにやってみました。

違いはぼかし肥料の有無

ちょうどニンニクの球根が余っていたので、この土で2種類の育て方をしてみようと思います。

ちなみに、どちらも植え付け時はまったくの同条件です。

全員発芽後、左3列はぼかし肥料をたっぷりと与え、右3列はそのまま放置。

こちらがぼかし肥料を満遍なく敷きつめた方。

こちらが肥料無しの方。

畝がつながってるんで、栄養が多少流れ込んでくる分はご愛敬ってことでw

今後成長の過程で葉っぱに違いが見て取れるのか、あるいはニンニク本体の成長や味に変化が見れるのか、

楽しみです!

でも腐葉土よりも良く育ってしまったら、それはそれでショックw

予定では小松菜だけは今頃とっくに収穫時期なのだが、やっぱり日照不足のせいだろうか。

どれ一つとして食べごろではない?

野菜作りは難しいですねぇ。

でも、実験は楽しみ!

引き続き経過報告入れていきますね!乞うご期待♪

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