野菜作りについてきちんと勉強してみる④[農畜産物の需給状況]【農業検定対策】
こんにちは!那須の田舎側に移住してから家庭菜園にもチャレンジ中のAOです。
成功あり失敗ありだけど楽しんでます
米
日本の米の消費量は減少が続いている。
2018年の米の産出額は1兆7416億円。農業総産出額の19%。
主食用のコメの年間需要量は2008年の824万トンから2018年には734万トンに減少。
1人当たりの年間消費量が10年間で10%減ったことに加え、人口が160万人減った事も影響している。
主食用米の作付面積は、戦略作物として飼料用米、米粉用米、麦、豆などの生産拡大を図った結果、米の生産量が2008年の159万haから138万haに減った。
元水田は肥沃だから、他の作物にも適しているってことらしい
野菜
2008年の野菜の産出額は2兆3212億円で、農業産出額の26%。
供給量の8割は国内生産。
国内の生産量では、キャベツ(143万トン)、ダイコン(130万トン)、玉ねぎ(120万トン)が多い。
輸入量のうち26%が生鮮品。内4割が中国からの玉ねぎ。
輸入物の玉ねぎって、あんまり見た記憶ないから意外!
残りの74%は加工品で、トマト、スイートコーン、ニンジンなど。主にアメリカの輸入。
野菜の加工・業務用の需要は1990年の51%から2015年71%と増加傾向。
ウチもそうだけど、自炊と言いつつもレトルト等お助け商品をつかう事が増えたからかな?
果実
果樹の栽培面積や生産量は2000年以来緩やかな減少傾向。
原因は農家の高齢化と農家数減少。
後継者問題もあるから、こればっかりはねぇ
一方で、果実の産出額は2011年から上向きになり、2018年には8400億円に。
温州みかん、リンゴなど10品目で果実産出額の9割を占める。
1人1年あたりの生鮮果実の購入量は1993年の33kgから2017年には25kgと減少。
しかし、バナナは4.4kgから6.2kgと1.4倍に増加。
バナナはここ数年で、お手軽かつ体に良い果物の代表格って市民権を得た感じがするよね
ここ数年の国内需要量は国産品が4割、輸入品が6割。
輸入量は6割が果汁等加工品。オレンジやリンゴ果汁など。
確かにメジャーなジュースブランドは海外ものだね
畜産物
生乳
生乳生産量は2012年から4%減の730万トン。
北海道のシェアは、都府県の生産量が減少しているため、55%にあがった。
生乳の55%が牛乳、残りが乳製品向け。
生乳生産の安定化に向け、仔牛の死亡事故減少の取り組みを強化している。
また、雌雄判別精液の利用が導入され、雌牛の確保に効果を上げている。
精子の段階で性別が分かるなんてスゴイ時代になったなぁ
牛肉
ここ数年の牛肉生産量は33万トン前後で推移している。
和牛が15万トン、乳用種が9万トンなど。
豚肉
ここ数年間の豚肉生産量は90万トンで横ばい。
飼料用米の給与などで食味の良い豚肉を生産するなど、輸入肉との差別化が求められている。
鶏肉
健康志向の高まりから、鶏肉の生産量は増加傾向。
2018年は前年に比べ160万トン増加。
ここ数年、やたらサラダチキンを見るようになったもんね
鶏卵
卵価が堅調な事もあり、ここ10年間250万トンで安定的に推移。
https://www.choinaka.ji-freedom-nature.com/nature/farming/nougyoukentei-1 https://www.choinaka.ji-freedom-nature.com/nature/farming/nougyoukentei-sufficiency-rate\ 『日本農業検定』公式テキスト/
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