野菜作りについてきちんと勉強してみる㊶[ナス]【農業検定対策】
こんにちは!那須の田舎側に移住してから家庭菜園にもチャレンジ中のAOです。
成功あり失敗ありだけど楽しんでます
基本情報
果菜類・ナス科
原産地:インド東部
主な生産地:高知・熊本・群馬
栽培時期
おもな病害虫
病気:半枯れ病、青枯れ病、半身萎凋病
害虫:アブラムシ類、ヨトウムシ類、ハダニ類
基本的特性
温度:発芽適温25~30℃、生育適温23~30℃
光:生育と果実の着色には十分な光が必要
水:水分を好み乾燥に弱い。生育には十分な水が必要。
土:有機質に富み、耕土の深い土を好む。連作障害が出やすい。
品種
卵形、長卵形、長ナス、大長ナス、丸ナス、小ナスなど。
栽培が容易で味にくせがない長卵形の千両二号が流通の中心。
東北と関西以西で長ナス、九州で大長ナス、京都の丸ナス「賀茂なす」、大阪泉州地方の漬物向きの「水なす」などの地ナスも。
栽培の手順
畑の準備
定植2週間前までに堆肥4kg/㎡、苦土石灰100g/㎡を施し耕す。
1週間後に化成肥料を150g/㎡。
根が深く伸びるので、耕す深さは30~40cmを目安に。
マルチをすると地温が上がり、根付きが良くなる。
苗の購入
良い苗の条件:
- 葉が濃い緑色
- 節間がつまっている
- 下の方の葉が枯れていない
- 根元がぐらついていない
- 茎ががっちりと締まってまっすぐ伸びている
- 病気や害虫の被害が無い
病気に強く長期収穫しやすい接木苗がベスト。
定植
一番花が開き始めた苗を定植する。
苗と植穴にたっぷりと灌水、株間50~60㎝で定植。
強い風で茎が折れないように仮支柱で支える。
整枝・誘引・芽かき
「3本仕立て」ナスの一番花の下から出てくる脇芽か、その近辺から出てくるわき芽のうち勢いの良いわき芽2本と、最初に伸びていた主枝の合計3本を伸ばして育てる方法。
3本の枝はおよそ120度ずつ開いた方向に伸ばすと、全体に光が入りやすくなり、育ちが良くなる。
伸ばす3本の枝より下の主枝から出てくるわき芽はすべて摘み取る。
伸ばした3本の枝に出てくるわき芽は放任して、果実をつけさせる。
更新剪定
7月下旬~8月上旬に、下部の若返りを図るため、茂り過ぎた3本の枝元に葉を2~3枚残して切る。
株の周りにスコップを入れて根を切り、新しい根の発根をうながす。
こうやって新しい枝を伸ばす事にエネルギーを使わせれば、秋ナスの収穫が可能になるんだって
追肥・灌水
1回目の追肥は、定植して苗が活着した1~2週間後に化成肥料50g/㎡を施す。
2回目以降は2週間に1回を目安に、栄養状態を見ながら。
ナスは栄養状態が不良になると、雌蕊が雄蕊より短くなるので、追肥の目安とする。
うちのナスはこの現象が起きたので慌てて追肥したよ
乾燥すると実が固くなるので、灌水はたっぷりと。
収穫と保存
開花15~25日後、果実の長さが10~12㎝になったら、へたをはさみで切って収穫。
1、2番果は株の生育を促すために早めに収穫。
若取りを続けると長く収穫できる。
収穫後はラップで包み、冷蔵庫の野菜室で保存。
干しナスづくり
ナスはホスト長く保存する事ができる。
収穫したてのナスを縦に薄く切り、塩水に1時間ほど浸けてアク抜きを行う。
黒い汁が出るので水でよく洗い、天気の良い日に1~3日干す。
干しあがったら袋に入れて口を縛っておく。
秋晴れの日にもう一度干すことによって、虫が付くのを抑えることができる。
使う時はぬるま湯にしばらく浸して戻してから、よく水洗いし、油炒めや煮つけに利用する。
味噌汁に入れても美味しいそうだよ
\ 『日本農業検定』公式テキスト/
https://www.choinaka.ji-freedom-nature.com/nature/farming/eggplant https://www.choinaka.ji-freedom-nature.com/nature/farming/nougyoukentei-fertilizer https://www.choinaka.ji-freedom-nature.com/nature/farming/nougyoukentei-soil
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