【自宅で米作り#6】RVボックス田んぼ絶望的[素人には難しかった]
こんにちは、文生伊(あおい)です!
私は2020年6月に那須の田舎に移住してから、家庭菜園で野菜作りにもチャレンジしています😊
野菜だけでなく、RVボックスを使って米作りにも挑戦中なのですが…
前回ご紹介した通り、葉いもち病にかかりながらも出穂に至っていた我が家の稲たちでしたが、
米にはならなかったよ…
RVボックス田んぼのうち2つが絶望的状況だったので、片付けてしまいました。
今回はその様子までをご紹介しますね。
https://www.choinaka.ji-freedom-nature.com/nature/farming/rice-growing-5黄金色ではなく茶色
8月下旬~9月上旬にかけて、続々と出穂していた我が家の稲たちですが。
順調に成長してくれている喜びを嚙みしめていた私でしたが、更に成長するどころか、どんどん元気がなくなっていったんです。
本当だったら、花が咲いて受粉すると籾の中に米が実って、その重みで稲穂が垂れるようになるのですが…
一向に垂れない。
もちろん、黄金色にもならない…!!
どころか、黒ずんだような茶色に変色し始めた…。
葉いもち病からの穂いもち病
調べてみると、以前なった葉いもち病の穂バージョン、穂いもち病なのではないかと思われます。
寒すぎる夏に加え、曇り雨の多い天気だったためだろうか。
夏野菜たちも育ちが悪く苦戦したもんね
このまま放っておくとヤバイと思い、追肥はしたものの、状況が改善することはなく、、、
一番成長の良かった市販有機肥料で育て始めた「田んぼ」がコチラ↓。
完全に茶色です。
無肥料→市販化成肥料で育てたコチラ↓も同じような状況。
アップで見るとこんな感じ↓。
稲穂は黒ずんだ茶色、葉っぱも黄色~茶色く褪せています。
中には、これだけ黒ずんでしまった穂もありました↓
ちなみに、稲穂が垂れていますが、元気が無くてぐったりしているだけです。涙
籾を触ってみると、空っぽのぺちゃんこ…
残渣堆肥に
既に世間では稲刈りシーズン後半。
ここから挽回する事はまず不可能だと悟り、片付ける事にしました。
収穫後の残り物ではありませんが、要は残渣なので、以前作った残渣を堆肥化している場所に移動。
RVボックス1つで一体何キロあるだろう?20kgとかあるのかな?
とにかくクッソ重いので、パートナーさんと二人で気合で運び、、、
ザバーンと RVボックスをひっくり返してみると、パウンドケーキみたいな形の土が出てきました。
周辺のベージュ色は、定番の米糠です。
近所のコイン精米機からタダで頂いてきたものだよ
根っこをアップで見てみると、こんな感じ。
稲の本数から考えると、根っこが少ない気も…?
ま、本物の稲の根っこを見た事がないので、憶測ですが。
初めての米作りで、出穂まで持って行けたという事だけは、素直に喜ぶことにして、来年もチャレンジしてみようと思います!
次回の米作りに向けた学び
次回の為に、米が上手く育たなかった主な理由を考察してみます。
- 苗を密集して植えた
- 悪天候
- 追肥のタイミングが遅かった
一番はおそらく、苗を田植えした段階で既にミスっていたんだと思う。
密集しすぎると、風通しが悪くなり、湿度も上がるってことで。
特に雨曇りの多かった今年は、常に稲が濡れて蒸れてしまったのが病気になりやすい第一の原因だったように思います。
天候はどうしようもないけど、風通しは良くできるもんね
追肥は、稲穂が変色し始めた頃に行ったのですが。
そもそも、穂が出る直前(稲の中で育っている段階)に追肥をしておいた方が良かったみたい。
穂肥というらしいのだけれど。
こうしておくと、出穂に力を使い果たして息切れして弱る…という事態を防げるんだそう。
出穂してからも、実肥と呼ばれる追肥する事もあるのだそうだが、、、
この辺は稲の育ち具合とかにもよるだろうから、素人にはどっちが良いのか分からん!
とりあえず分かるのは、今回の追肥はタイミング的にもう遅かったって事。
症状が出てからでは×!!
スポーツで、のどが渇く前に飲め!てのと一緒かな
特に、私が使用している肥料は緩効性ものもなので、いわゆる化成肥料のような即効性は低いから、早め早めが良い気がする。
来年こそは、来年こそは…
お茶碗1杯でもいいから自家栽培のお米を食べてみたいので、チャレンジします!
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