えひめAI-2は農作物にもお掃除にも使える万能品!実際に作ってみた♪【自家製肥料】
こんにちは!那須の田舎側に移住してから家庭菜園にもチャレンジ中のAOです。
成功あり失敗ありだけど楽しんでます
ちょっと前に米糠を使ったぼかし肥料を自作してみたのでしたが、
今回は自家製肥料の第二弾として、微生物資材の一種「えひめAI-2」なるものを作ってみましたので、その作り方と使い方をご紹介しますね♪
環境浄化微生物:えひめAI
えひめAIとは、厳密にいうと肥料ではなく、植物育成の促進剤。
えひめAIの微生物が、土中の微生物を活性化し、土壌が改良される事により、植物の根っこが元気になって成長が促進される、という事らしい。
元々、愛媛県で排水等の処理対策(河川への負担軽減)のために開発されて、えひめAI-1が産業用、えひめAI-2が家庭用という位置づけ。
えひめAIの微生物が、元々存在する微生物を活性化し増殖、それらが汚れ・臭いの元となる成分を食べてくれる!って仕組みらしい
微生物の力を借りているので、排水処理などの洗浄だけでなく、農業など植物の育成にも応用が利く、という優れた代物ってわけ。
なんだそれは面白そうじゃないか!という事で、家庭用のえひめAI-2を作ってみました!
えひめAI-2の材料と道具
えひめAI-2作りに必要な材料も作り方も至ってシンプル。
必要なのはこちら↓
…あ、猫様はいらないです😅
改めて、こちら↓
猫様の邪魔が入らない所で撮り直しました!
えひめAI-2に必要な道具と材料
道具
- ミキサー
- ボトル
- じょうご
材料(500ml作る場合)
- ドライイースト 2g
- 砂糖 25g
- 納豆 1粒
- ヨーグルト 25g
- ぬるま湯 約450ml
今回はきび砂糖を使いましたが、どんな砂糖でも大丈夫です。
私はガラス瓶を使いましたが、ペットボトルでOK。
ミキサーが無い場合は、気合でボトルを振れば大丈夫だそうです。笑。
私はじょうごが無かったのでアルミホイルをくるっと巻いてじょうご代わりにしました。
あと、寒い時期に作る際には、熱帯魚などの水槽ヒーター(30℃~40℃)があると良いです。
私はコチラを購入しました↓
えひめAI-2の 作り方
作り方は至って簡単!
水以外の材料をミキサーでジャーっとかき混ぜ、じょうごでボトルに投入。
そしてぬるま湯をボトルに。
仕込みはこれで終わり!!
ボトルの蓋は半開きにしておかないと爆発しちゃうよ
あとは、1週間ほど発酵させるだけです。
仕込みができたら、
バケツなどに水槽ヒーターを入れて、お湯を張って、ボトルを入れて発酵を促します。
最初は白濁した液ですが、発酵が進むにつれて泡が分離し、最終的に沈殿物と液の2層に分離しました。
えひめAI-2の臭い
発酵させる、ということで、どんな臭いがするのか心配だったのですが、ドライイーストのお陰で美味しいパンの匂い!
発酵が終わってからも、パンのような、甘酒の様な、ほんのり甘い匂いがします。
以前ぼかし肥料を作った時の発酵臭よりもずっと美味しい匂いだったよ
なので、家の中で発酵させても気にならないし、庭に蒔いてもご近所迷惑になりません。
逆に、「おえっ」ってなるような腐敗臭がしたら、えひめAI-2失敗のサイン。
良い微生物じゃない雑菌が繁殖してるって事なので、道具をきちんと洗い直してから再チャレンジしてみてください。
えひめAI-2の使い方
えひめAI-2は色んな事に使えます。
「万能」とはえひめAIのためにある言葉か!?というレベルです!
以下、えひめAI-2の使い方の一部をご紹介。
農業
えひめAI-2の上澄み液を500~1000倍に薄めて、野菜に葉面散布。
冒頭でご紹介した通り、土壌が改良され、野菜の生育が促進され、
野菜に旨味が出たり、収穫が上がるなどの良い効果をもたらす。
トイレ・お風呂
上澄み液をトイレの便器に50~100mlながすと、臭いが抑えられたり、汚れが落ちやすくなる。
お風呂に入った後に 50~100ml入れておくと、湯垢が落ちる。
排水口の臭い対策にもなる。
台所周り
えひめAI-2の沈殿物をよく混ぜて、10倍に希釈したものを生ごみにスプレーすると、嫌な臭いが消すことが出来る。
就寝前などに原液を50ccほど排水管に流しておくと、ぬめりや臭いがとれる。
洗濯機
汚れの酷くない服の場合、洗剤替わりになる。
ワイシャツなどの襟汚れには、3~4倍に薄めたえひめAI-2をスプレーしてから洗濯すると、汚れが落ちやすい。
排水口の臭い対策にもなる。
実際に検証したえひめAI-2の効果
私は野菜作りの為にえひめAI-2を作ったのですが、お掃除系にも効果があるのか気になったので、実際に試してみました!
まず、台所やお風呂・トイレなど。
結果、ハ〇ターなどの塩素系の漂白剤などと比べてしまうと、えひめAI-2はそういう劇薬ではなかったです。
すでにヌメヌメでカビカビな状態の水回りに使用しても、洗い流すだけでピカピカ!なんてことはありませんでした。
なので、使い方としては、一度 ハ〇ターなどでキレイにした状態から、「予防」として使うのが良いのではないか?というのが私なりの結論です。
予防としては、そこそこ効果があるのではないかと思います。
予防もこまめにしないと効果が薄いので注意
ただ、すごく気に入っているのは、アルカリ性の塩素系と違い、えひめAI-2はpH3~4の弱酸性なので、手についても皮膚が溶けない…!
えひめAI-2を入浴剤として推奨している人もいるくらい、美肌効果があるそうです
塩素系は臭いも強烈だし、私にとってお掃除が憂鬱になる大きな要因。
その2つがクリアできるという点では、えひめAI-2は安心して使えるお掃除グッズの1つだなーって思いました。
市販のえひめAIもある
発酵時間が待ってられない!とか、作るのが面倒な人は、市販のものもあります。
家庭菜園サイズから大容量パックまで、色々とありますよ↓
えひめAI-2のつくり方動画
作り方の動画なら、ひろちゃんの動画が分かりやすいです↓
私が野菜に使ってみた結果は、↓の記事を参照ください♪
ついでに自作のボカシ肥料の記事もよろしければどうぞ♪
卵の殻を使ってネキリムシと闘ったエピソードも↓
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