【家庭菜園2年生】小松菜を防虫ネットなしで育ててみた[収穫祭]
2022年5月末の話になりますが、防虫ネットをしなかったわりには今年の小松菜作りも順調でした♪
小松菜のすじ播き
今年の小松菜は、4月上旬、土づくりをしてから播種しました。
去年までは、マルチを敷いた畝に点まきをしていたのですが、今年はマルチを敷かず、すじ蒔きしてみることに。
理由は単に、同じ畝にネギが植わっているので、畝の半分だけマルチを敷くと管理が面倒そうだったから😅
同じ理由で、虫除けネットもしませんでした。
ネギはマルチもネットもいらないからね
2か月弱で立派な小松菜に
4月に入ってから、急激に暖かくなったり、また寒くなったり、と、不安定な天候を繰り返していたのですが。
徐々に芽が出て、成長してくれました。
その間、一度も小松菜の芽を間引いたりせず、放置してみることに。
5月末には、株同士がぎゅうぎゅうではありつつ、立派な小松菜に成長しました。
早く収穫しないと、大きく育ちすぎてしまう!
ということで、慌てて収穫しました。
といっても、すべてを一度に収穫してしまうと食べきれないので、一度に7~8束ほど。
大人2人で、3度の収穫を楽しめました😊
自然農?共生農?な思想も取り入れた有機農法
ところで。
今回の小松菜栽培では、虫除けのネットをしなかった、と書きました。
もちろん、農薬も一切使っていません。
では、虫による被害は?というと、御覧の通り↓
ほとんどの小松菜の株は、虫食いもなく無事です!
虫に食われたのはごく一部の葉だけ。
こんなもん、「虫に食われた」うちにも入らない程度の軽傷ですよね😊
虫の被害がほとんどなかった理由は、3つ考えられます。
まだ虫が少ない季節
4月中旬~5月下旬の那須はまだ寒暖差もある涼しい季節。
つまり、まだまだ虫が少ない時期なんです。
なので、酷い被害が出なかった、と考えられます。
肥料をほとんど入れなかった
小松菜を育てた畝は何年も畑として耕された土ではなく、庭の一角。
ほとんど有機物もない痩せた土地に生ゴミ由来の肥料をパラパラっと入れただけなので、お世辞にも「肥えた土地」とは言えません。
肥料が豊富な畑ほど虫が寄り付きやすいと言いますし、この環境が逆に良い方向に働いた、と考えられます。
周辺の雑草を引かなかった
3つ目は、小松菜の周辺の雑草を引かなかったこと。
虫にとっては、食べれる草があちこちに沢山あるので、野菜に集中する必要がない。
なので、小松菜の被害が少なかった、と考えられます。
ちなみに大根などの隣の畝にいますが、被害は少ないです
1枚目の写真の通り、小松菜の畝の周りには雑草が茂っているのですが、そのままにしておいたんです。
畝の中に侵食してきた雑草だけ、引くようにしていました。
畑の周りだけでなく、庭全体にも雑草があちこちにあるので、虫にとっては食べ放題ビュッフェがどこにでもあるってわけ。
虫の余計な殺生をせず、虫のゴハンを奪わず、共存しながら野菜を栽培する。
この考え方は、自然農法とか共生農法に近いですかね?
ただ、自然農法的には、有機肥料を入れたり畑を耕さない”不耕起栽培”を基本的な考え方としているので、今回の私の栽培方法は有機農法としか言っちゃいけないハズ。
あるいは「てきとー農法」とか命名しようかな?
あくまで素人考えですが、実験的に野菜作りを楽しめるのが家庭菜園の醍醐味ですね♪
それではまた、お会いしましょう😊
お気軽にコメントください♪
コメント一覧 (2件)
防虫ネット無しでも虫の被害がこんだけ少ないのは大変、良かったです。
まだ虫が少ない季節なのもあるけど、
周辺に雑草があるのが良かったんですね。
でも周辺に雑草があると、ますます虫全体の総量が増えて、
あぶない感じもするけど、そうではないんですね。
周辺に虫がある事で、
小松菜に虫が集中砲火
する事がなかったんですね。
ちなみに大根も近くにいるけど無事なんですね。
全てほとんど刈れば虫が来ないと考え方もある気がするから、
こうするのも一種の賭けともいえる冒険的な方法ですねぇ。
虫の殺生もせず、虫にご飯もあげて共存共栄するなんて、
何て優しい自然農法なのでしょう!
ウラジミール・アスポンさん、こんにちは!
自然農法は、人にも自然にも優しいので、実践してみたいなと思ったんです😊
おっしゃるとおり、周辺に雑草がある分、虫が増えているという考え方も正しいと思います。
ですが、畑の周辺の雑草を引いて排除したとしても、更にその周辺には雑草と森が茂っているので、完全に虫を減らすことは難しいのかなと思います😅
とはいえ、虫が少ない季節だったというのが一番の理由だった気もします。
最近は、めっきり虫が増えました!