【残渣を堆肥化する】雪下野菜の片付け[有機栽培][オーガニック]
こんにちは!那須の田舎側に移住してから家庭菜園にもチャレンジ中のAOです。
成功あり失敗ありだけど楽しんでます
先日、やっと雪が解けたので、雪下に取り残された野菜達を発掘してみたのですが。
大根も白菜も、雪+極寒にやられて、美味しく食べられる状態ではありませんでした…。
かといって、ただ捨てるのではもったいない!
なので、堆肥化することにしました。
残渣の堆肥化
残渣とは、野菜の収穫後に残される部分の事です。
カボチャで言ったら、葉やツルの部分。
米で言ったら、藁の部分。
などなど。
去年(2021年)の秋、残渣を堆肥化しようと埋めた場所に追加します。
半年後の残渣堆肥の状況
その前に、現在の残渣堆肥の状況を確認しておきましょう。
この作業をした時、まだこの辺りは少し雪が残ってました。
庭の日当たりが良くない側なので、雪解けが遅かったんです。
なので、雪をどけつつ、土をどけつつ、中の様子を確認。
こちらに最後に投入した物は、『自宅で米作り』で、RVボックスに残った土や稲刈り後の残渣。
稲刈り後の稲の株が、土団子状態でまだまだ残ってました。
稲の分解が遅いせいか、埋める時にもっとちゃんとほぐしておくべきだったのか。
とりあえず、今すぐに堆肥として使える状況ではなさそうです。
春野菜には使わず、早くても夏野菜、もしかしたら冬野菜まで使えないかも?
米ぬかで発効促進と栄養をプラス
まずは、今年も結球しなかった白菜たと。
この子たちは葉っぱメインなので、分解は早いはず。
とはいえ、きっちりとスコップで粉砕しておき、分解しやすいようにしておきます。
写真撮ってないのですが、白菜と同じく雪下に取り残された大根たちも同様に、粉砕しながら追加しました。
そして、米ぬかを振りかけます。
最後に、露出している部分が無いように、きっちりと土を被せて発酵させます。
米ぬか優秀過ぎる
米ぬかは、窒素やリン酸などの栄養価が高いため、虫や微生物が集まりやすいんですって。
その虫や微生物たちが発酵をしてくれるので、米ぬかは発酵促進剤として優秀な資材。
ただ、虫が寄り過ぎてしまうので、そのまま畑に撒くことはせず、残渣などと一緒に土中で発酵させた後に畑に入れる方が良いです。
外猫クロちゃんが米ぬかを食べてしまうので、埋めておく必要があるという理由もある
いい循環になってきた
白菜は、結球しなくても「菜っ葉」として食べれるんだそうですが、触った感じ葉が固くて美味しい気がしない…。
大根も、一部だけど食べれそうな部分はあったんです。
美味しくなさそうだけど、我慢して食べるとか、調理で工夫してなんとか食べるとか、そういう努力も良かったんだろうけど。
私は、それよりも、堆肥となって次世代の野菜達の栄養になってくれるのも、それはそれで1つの活用方法なのではないか、と考えました。
食べてしまうと、その時その瞬間の一度だけ。
堆肥だったら、その時に育てる野菜のすべてに貢献するし。
最終的には大地に還れるし。
いい循環な気がする
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