荒れた畑を開墾する【移住者がテレワークしながら起農した件#1】
こんにちは!那須に移住して4年目に突入し、新たなチャレンジとして農業を始める準備中のAOです。
農業公社に斡旋してもらい借りることができた畑。
しばらく放置されていたため藪状態なので、まずは草を刈りながら土の様子などをチェックしたいなと思いました。
今回は開墾するまでの記録です♪
(7月頭の出来事です)
半ば耕作放棄された畑は藪状態
こちらがお貸しいただけた畑。
10アール(1反)ちょっとあるのですが、角地のため写真手前側は三角のような形になっています。
立地としては申し分のない畑なのですが、難点が2つ。
やっかいな雑草がたくさん
生えている雑草はヨモギやスギナやギシギシなど、酸性で栄養がそんなに多くないけどゼロではない土壌で育ちやすい植物たち。
中でもギシギシは繁殖力が強く、刈ろうが抜こうが根っこの断片からいくらでも再生する能力があるため農家を悩ませる雑草の1つ。
大きな葉っぱがわしゃーっと広がってるヤツがギシギシ。これはまだ小さい株です。
ギシギシはまるでドラゴンボールに登場するセルみたいなヤツ。
草刈機で地上部を刈っても根っこが残ってれば再生するし、トラクターで根っこごと掘り起こしても根っこを粉砕してしまうと飛び散った断片の数だけ再生してしまう。
ホントやっかいなやつ!!
ちなみに外来種…
出来るだけ根っこごと掘り起こして畑の外に捨てます。
完全に駆除することは難しいだろうけど、土壌改良されて肥沃になれば自然と減るはずだから、それまで踏ん張る!
石が多すぎる
雑草よりも多いのが石。
那須といえば石。
地盤が硬くて砂利層なため、那須は地震や水害に強いという特徴があるのは喜ぶべきことなのだが、
それにしても、土より石の方が多い気がする(;^ω^)
石のサイズはピンキリで、「砂利」と聞いてイメージするミリ単位の石から、1人じゃ持ち上げられないぐらいに大きな石(もはや岩)なサイズまで。
大根みたいな根菜を作るわけじゃないから大きな問題にはならないんだけど、それにしても多い…。
ムクナ豆を始め豆類は乾燥に強い(むしろジメジメは嫌う)けど、それにしたって保水力が弱そうだなぁ。
手で掴めるサイズの石たちは拾えるだけ拾って畑の外に持ち出します。
といってもキリがないので、作業をしながら手に当たった石を拾っていく感じかな。
畦(あぜ)は草払い機で刈る
なにはともあれ畦(耕作しない畑の外周路)の草を狩らないと、耕作地に降りれない(;^ω^)
というわけで、大汗かきながら刈りました。
愛機はマキタのバッテリー式草払い機。18Vバッテリー2つで動くやつ。
バッテリー式の草払い機はパワーが弱いって気にする人もいるみたいだけど、この18V×2タイプか40Vのタイプなら田舎の草刈りにもオススメ。
パートナーさんと2人がかりで刈りました
写真だと分かりづらいけど、この傾斜が意外と急で…
草払い機を上下に振るのが大変だった!!
腕は痛いし、親指の付け根のところに草払い機タコができるし、傾斜で踏ん張ったせいで脚もダルいし。
要するに全身が疲れた!!
草刈りはスポーツだと思う…
耕作地は農業委員さんにトラクターをかけてもらう
耕作地の方が草の背丈が低くて量も少なかったんだけど、地面のデコボコが酷くて足場が悪いし露出した石が多すぎて怖かったので、草払い機はあきらめました。
おそらく地面のデコボコは放置される前に育てられていたソバの畝の名残。
石が露出していたのは雨で土が流されたせい。
畦を刈ってる時も足場が悪すぎて何度もコケたんだけど、そこは草払い機じゃないと刈れないので頑張るしかなかった
農業委員さんが「必要ならトラクターかけてあげる」と言ってくれていたので、お言葉に甘えてお願いしました!
ものの数分で真っさらなキレイな耕作地に!!
ガソリン代として3000円お支払いしました
これで作物を育てるためのファーストステップが完了♪
丸一日かかったけれど、これはまだまだファーストステップなんだよなぁ。
長いテレワーク生活でなまった体にはキツイぜ!!(;^ω^)
もしかしたら起農するにあたり一番大変なのが体力のなさかも??
最初が一番の踏ん張りどころだと思って、引き続きがんばります💪✨
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