飛んで消えたマルチとカッサカサの土【移住者がテレワークしながら起農した件#16】
こんにちは!那須に移住して5年目を目前にして、農業チャレンジ開始したAOです。
前回は苗作りで大失敗した話をシェアしました。
半分は自分のせい、半分は気候のせい
今回は畑の準備についてシェアします。
またもや失敗からのスタートです…!!😭
冬を越した畑の様子
まずは借りている畑の様子から。
去年、試験的にムクナ豆を育てたエリア以外の大部分では緑肥を育てていたので、畑は草でモシャモシャしていました。
耐寒性の高い緑肥だとのことでしたたが、実際に那須の寒〜い冬を越すとどうなるのか心配でした。
でもその心配は杞憂に終わり、元気に茂ってます!
家庭菜園で冬を越したタマネギ達より元気にピンピン!
写真左端にところどころ禿げて見えるのは、大豆を育てていた(育てようとした)畝の残骸です。
消えた防草シート&マルチ
ムクナや大豆を育てた畝周りには、マルチや防草シートを敷きっぱなしにして冬を越したのですが。
春になり「いざ畑作業開始!」と畑に出向いたら、一部が飛ばされてなくなってた😭
かろうじて近くの木に絡まって留まった物もあった…
今年の冬は昨年末から雪が少なくて、例年よりも雪解け時期も早かったから、春の嵐で飛ばされたんだと思う。
庭のハウスが強風で倒壊した時点で、畑の方も見回りに行けばよかったんだけど…
正直、それどころじゃなくて、まったく気が回らなかった!
不器用なんで…マルチタスクは苦手なの
支柱は全て抜いて置いておいたのだが、バラバラに転がってただけで、飛んで消えてはいなそう。
それは不幸中の幸いだったのだけれど、ムクナ豆のツルが巻き付いたままのネットは、根っこを抜かずに畑に置いておいたはずなのだが、姿が見えない。
ネットもツルも根っこも見当たらない!!
周辺の畑を見回ったら(不法侵入)、ほんの一部だけ回収できたのだが…
一体どこに消えたの…??
ムクナ栽培中の重い重〜い支柱をなぎ倒すような強風が吹くんだから、残物が飛んでいってしまうことくらい予想できたはずなのに。
しかも枯れて軽くなったら飛ばれやすくなることは容易に想像できる。
いつもいつも最後の詰めが甘い私ならではの大失敗でした。
自分にムカつく
土はカッサカサに乾いて痩せていた
しかし恐らく防草シートやマルチが飛ばされたのは春に入ってからなので、雑草は抑えられていた。
その点においては狙い通りで良かったのだが…
土がカッサカサ。
当然なんだけど、有機物が一切なくなっちゃってるから、土が痩せてしまった。
表面はカサカサでサラサラ。もはや土ではなく砂。
その下は手では掘れないほどカッチカチ!
数ヶ月でこんなに痩せる?!
本当はここで今年もムクナを育てようと思ってたんだけど、断念することに。
堆肥を入れれば土は蘇ると思うけど、私のモットーは「できるだけ余計なことはしない」。
畑の外から持ってきた資材を入れるのは、最低限の肥料(しかも鶏糞)ぐらいにしたい。
その理由は長くなるので別記事にします
しかも、ちょっと掘ると砂がサラサラとこぼれ落ちて来るので、支柱用の単管パイプを立てるのが大変すぎた。
防草シート&マルチを放置した結果、野菜作りどころか、それ以前の環境づくりすら困難な土にしてしまった…。
緑肥満開の土を耕す
というわけで、緑肥を育てていた側でムクナを育てることにしました。
緑肥はヘアリーベッチというマメ科の植物なので、窒素リッチな土になっているハズ♪
かわいい紫色の花も咲いて、景観も良いです◎
トラクターや大きな耕運機があればこのまま鋤き込んじゃうのですが、我が家の小型耕運機こまめは非力なので、草が絡まっちゃう。
ヘアリーベッチはちょっとツルっぽい感じで茂るので、余計に絡まりやすい。
なので、草刈り機+ナイロンコードでヘアリーベッチを粉砕しながら、その後こまめで耕す方法をとりました。
パートナーさんが休日返上で手伝ってくれました。ありがたや😭
おかげで、こまめのパワーでも土が耕せました。
思惑通り、ヘアリーベッチのおかげで土が肥えて柔らかかったことも幸いしたと思う。
手間はかかっちゃったけど、結果は申し分ない♪
景色もいいし青空がキレイ♪
去年は畑を借りたタイミングが夏だったから、何をするにも暑くて死にそうだったんだけど。
今年は一番大変な作業を春にできるから良かった!
汗だくにはなったけど、爽やかな風が吹いて、心地よい疲労感だった♪
筋肉痛にはなったけどね
長くなったので、パイプ建てから苗の植え付けの様子は次の記事でシェアしますね。
それでは、次の記事でお会いしましょう😊
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