☆ムクナ豆の第一次収穫祭☆【移住者がテレワークしながら起農した件#23】

こんにちは!那須に移住して5年目に突入し、農業にチャレンジ中のAOです。
春から育てていたムクナ豆、秋の終わりに差し掛かった頃に収穫しました♪
とはいえ寒い那須でのムクナ豆栽培はここでは終わらない。
ビニールハウスでの追熟という作業が待っています!

なので畑からの収穫は「第一次」です
今回はムクナ豆たちを収穫してハウスに干すまでの作業のご報告です😊
ムクナ豆たち、雨ニモマケズ風ニモマケズ
気がつけば最後の記事から3ヶ月…



え?嘘でしょ???
ライターとしての仕事に集中していたり、畑に出る回数が増えたり、体調が悪かったり、色々と理由はあるのですが。
それはさておき、
天気の良い日には畑に出てムクナ豆たちの管理を続けました。


盛夏を過ぎて気温も落ち着き始めた頃、ムクナ豆の棚は葉っぱが生い茂って見事なトンネルになってましたよ♪
日本の在来種「八升豆」
まずは日本の在来のムクナである八升豆の方からご紹介。
お花はこんな感じです。


こちらはサヤが大きく緑色で、ぷっくり育ちます。
そら豆のサヤを見たことがある人なら、そのイメージに近いです。


一房にこんな感じで複数のサヤがつきます。
ムチッとした豆がたわわに実ると、結構な迫力があります。


結構な重量があるので、網目の粗いキュウリネットだと重みで垂れ下がってしまいました😅



来年は少なくとも棚の天井は別のネットにしよう
中には一人ぼっちの子もいます。
他の豆(花)は成長しきれず落ちてしまったのだと思います。


最初は若緑の八升豆さんですが、


だんだん熟していき、緑の色が若緑から濃い緑になっていきます。


さらに熟すと緑がくすんで、黒い点々が出てきます。
バナナのスイートスポットみたいな感じですかね。


さらに熟すとサヤが萎んでいき、縦に筋が入ります。


12月上旬、さらに熟すと豆が縮んだように見えますが、きっと最初はサヤにあった栄養を中の豆に移動させてるんでしょうね。


ではお次は外来種のフロリダベルベットのご紹介。
フロリダベルベットビーン
こちらは外来種のムクナ豆、フロリダベルベットビーン。
八升豆よりも開花が遅いですが、終盤に向けてスパートを掛けてくるタイプの子です。
八升豆よりも一房に咲く花が多くて、藤棚のような華やかさがあります。


しかしサヤは黒(正確に言うとサヤは緑だけど黒い毛に覆われている)ので、豆の最盛期はちょっとミステリアスな雰囲気の棚になります。


しかも黒いから写真映えしない😅



棚の外は太陽が照ってて明るいから、余計に店の中の写真が暗く写っちゃう
豆が成長すればするほど、八升豆とは違った迫力が出てきます。


ギリギリまで露出を上げて撮影したのがこちら⬇️


八升豆よりも小ぶりですが、数が多いです。
ちなみに見た目ほど味は変わりませんが、人によって「八升豆が好き」「フロリダベルベットのほうが好き」と好みが分かれるようです。
11月中旬!ムクナ豆たちの収穫
盛夏を過ぎると、遅咲きの花(蕾)たちは切って落としてしまいます。
なぜならば、このタイミングから咲いても収穫できるほどの豆には成長しきらないから。
すべてのエネルギーを既に大きくなっている豆たちに集中してもらった方が株に負担をかけないし、一足先に土に還っていただきます。


ついでに茂りすぎた葉っぱも適度に間引いて、棚の中にも陽の光が入るようにコントロールしてあげます。



その方が虫もつきづらいから一石二鳥
秋から冬に差し掛かる11月、ムクナ豆の棚は葉が枯れ始めて、どんどんスカスカになっていきました。


そして11月中旬、最低気温が0℃を下回る予報が出たため収穫することに。



霜にあたると傷んじゃうからその前に!
完熟まで達した八升豆さんがコチラ⬇️
サヤを振るとカラカラと豆の音がします。


今年の私の実力だと、完熟まで行ったムクナ豆は収穫かご1個分でした。


完熟までは行ってなくても、熟し始めている豆も多いので、今後はハウスの中で追熟してもらいます。


ちなみにフロリダベルベットは完熟した豆は2〜3房でした😅
ムクナ豆をビニールハウスで追熟させる
収穫かご13個分が映ってますが、実際には15個分ぐらい。


慌てて収穫したのでカゴが足らず、溢れてしまいました。


一人で作業してると「収穫→干す→空いたカゴに収穫」という作業の仕方が難しいので、来年はヘルプを要請するか何日にも分けて収穫しないと作業が追いつかなそう。



一人でやるの普通に大変すぎて、1日じゃ終えられず2日に分けて収穫したよ
ハウスの中に設置したパイプ棚にムクナ豆たちを干した様子がこちら⬇️


ほぼ完熟した子たちはネットに入れて吊るしてあります。
完全に乾燥すると自然とサヤが割れて豆が飛び出し始めるそうなので、その状態まで行ったら豆の取り出し作業を開始しようと思います。


ちなみにハウスの温度はストーブで管理します。



0℃を下回らないように管理するよ
キャンプなどでおなじみの、高音になると自然と回る扇風機も活躍中☆


ハウスについては別記事で紹介しますね♪
それではまた次の記事でお会いしましょう😊
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