畑のムクナ豆も順調に成長中【移住者がテレワークしながら起農した件#4】

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こんにちは!那須に移住して4年目に突入し、新たなチャレンジとして農業を始める準備中のAOです。

今年のムクナ豆栽培は試験栽培ということで、庭に2株、畑に10株を定植しました。

先日の記事の通り、庭のムクナ豆はなぞの黒いつぶつぶ(おそらく虫の卵)に襲われながらも順調に花が咲き豆が実っています。

では定植の時期が悪かった畑のムクナ豆はというと、株自体は庭の株よりも大きく育っています!

やはり森に囲まれた環境と開けた畑とでは、日照時間や土の力に大きな違いがあるのですねぇ。

しかし順調に行かないのが人生。

畑には畑の問題がありました…!!

もくじ

畑のムクナ豆、あっという間にツルだらけ

畑を借りられたのが7月に入ってからで、ムクナ豆の栽培を開始するにはすでに遅すぎるタイミングだったのだが。

今年は試験的にどこまで作れるのかやってみよう!ということで、10株だけ育てています。

苗の定植から約1ヶ月の8月中旬の様子がこちら。

ムクナ豆栽培

まだまばらではありますが、着々と成長中です。

勢いの凄い一番奥の株は、支柱から完全にはみでて成長しています。

ムクナ豆栽培

その一週間後、ツルがさらに伸び、、、

ムクナ豆栽培

8月下旬にはこんなに大きくなりました!

ムクナ豆栽培

ところどころ虫食いはありますが、深刻な被害もなく順調に成長中です。

ムクナ豆栽培

ツル管理に注力

ムクナ豆を育てるにあたり、当面のお世話はツルの誘引などの管理。

ツルが迷子にならないように、うまくネットに誘導してあげます。

ムクナ豆栽培

こまめに誘引しないと、マルチに張り付いて焼け付いてしまう「マルチ焼け」が起こってツルが枯れてしまうことも…。

黒くなった箇所がマルチに張り付いて焼けてしまった部分⬇

ムクナ豆栽培

葉っぱも張り付いていたので、やはり焼けて元気がありません。

あお

ここは支柱の間の防草シートのエリアだから、正確には「防草シート焼け」

ムクナ豆栽培

こうならないためには、こまめに株をチェックしてツルを宙ぶらりんにしないことなのだけれど、天候や他の仕事との兼ね合いで畑に行けないこともあるから仕方がない。

マルチを引いていない方に伸びたツルは雑草に絡みついてた。

ムクナ豆栽培

絡みついた上で、何故か株の方に戻ってきてた。

ムクナ豆栽培

このまま放置するとマルチ焼けになるので、ツルを雑草からほどいてネットに誘引しました。

支柱を飛び越えて成長中のツルも、うまくネットに誘引してあげたいのだが、、、

ムクナ豆栽培

踏み台ぐらいじゃ届かないところで伸びているので、とりあえず放置。

あお

そのうち自分の重みで垂れ下がってくるでしょう…たぶん

花が咲いた!

庭のムクナ豆から約1ヶ月遅れて、畑のムクナ豆の花が咲きました!

ムクナ豆栽培

一番花が咲いてからは、続々といろんな株で花が咲き始めました。

ムクナ豆栽培

中にはこんなにたくさんの花がついている箇所も!

ムクナ豆栽培

写真がピンボケしちゃいましたが、ブドウみたいにたくさん花が密集してる株もありました。

ムクナ豆栽培

まだまだ蕾もたくさんあるので、今後さらに続々と花が咲くことでしょう♪

ムクナ豆栽培

どのくらいが豆になるのか、楽しみ♪

続々と豆が実ってきた!

9月に入ると、やっと豆がなりはじめました!

葉っぱの影で分かりづらいけど、右手前の花の左奥です。

ムクナ豆栽培

まだ全然少ないけど、続々と豆がなってくれることでしょう♪

畑のムクナたちにも虫が…!

と、順調な生育にルンルンしていたのもつかの間。

やっぱり虫が襲ってきた…!

庭のムクナ豆と同じ謎の葉っぱくるみ虫

これは花が咲く前の頃なんだけれど、ツル誘引しながら生育チェックしていたら、不自然にくるまる葉っぱが…!

ムクナ豆栽培

この不自然な葉っぱの状態には見覚えがある!と慌てて葉っぱを除去。

くるまれた葉っぱの隙間からチラ見えしている黒いつぶつぶは、やはり庭のムクナ豆と同じく謎の虫の卵ではないかと思います。

あお

勝手に「葉っぱくるみ虫」と名付けました

ムクナ豆栽培

ただ、この虫の被害にあったのはこの1回だけでした。

そこまでは良かったんですが、、、

アブラムシ、お前もか!

花が咲き始めて豆も実り始めたある日、アリがやたら多くツルを上り下りしていることに気づきました。

嫌な予感がして、よぉく点検すると、、、

やっぱりいた!!

アブラムシ!!!

ムクナ豆栽培

葉や蕾だけでなく、花にもベッチャリ…!!!

ムクナ豆栽培

アリがいればアブラムシがいる。

アブラムシがいればアリがいる。

農薬は使いたくないので、カメムシ撃退用に用意してあったコーヒーを噴射してみた。

あお

虫はコーヒーが嫌いなんだって

薬と違って即効性はないので、しばらく様子を見るしかない。

ムクナ豆栽培

仮に薬を使ったとしても、発生してしまったアブラムシを完全に除去することは難しいらしい。

最終手段は、アブラムシが多い箇所の葉や花ごと撤去する方法しかない…。

それは避けたいけれど、まん延を防ぐためにはやむを得ないかもしれない。

台風が過ぎて畑に出られるようになったら覚悟を決めます。

枯れてしまった1株

前の記事で紹介した通り、当初10株を定植した内の2株が枯れてしまい、自生していた株を移植したのでした。

そのうちの1株は順調に定着して成長しているものの、もう1株は力尽きてしまいました。

ムクナ豆栽培

まだ自生している株に予備はあるんだけど、さすがにもう9月に入ってしまったので諦めます。

自生しているまま放置しておいて、豆ができればラッキー♪ぐらいに考えることにしました。

庭のムクナ豆と畑のムクナ豆のちがい

ところで、庭のムクナ豆と畑のムクナ豆の成長の様子が全然違うのです。

定植したタイミングが違うので、花が咲くタイミングが遅れたということだけでなく、葉の大きさや色が違う!

こちら庭のムクナ豆⬇

ムクナ豆栽培

そしてこちらが畑のムクナ豆⬇

ムクナ豆栽培

畑の方が葉が大きく、緑の色が明るめ。

葉の茂り具合やツルの太さなども、畑の方が全然スゴイです。

同じ苗でも、育つ環境が違えば全然違う育ち方をするんですねぇ。

厳密に言えば、庭と畑で同じ肥料を使っているものの庭の方はカキ殻石灰を入れていないのでその影響もあるかもしれません。

石灰は土の酸度調整を整えて栄養が吸収しやすくしてくれる働きがあるので、影響ゼロとも言えない。

あお

まぁ影響ないと入れた意味なくなっちゃうからね

なにはともあれ、引き続きツルの誘引や虫の襲来を防ぎながらムクナ豆を育てていきます。

次の経過報告は「豆が大量!」と言えるといいなぁ!

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