おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。【移住者がテレワークしながら起農した件#6】

こんにちは！那須に移住して４年目に突入し、新たなチャレンジとして農業を始める準備中のAOです。

「農業を始める準備中と言いながら実際もう始めてるじゃん」とお思いの方もいるかもしれません。

ですが私は農作物で金を稼いで始めて「農業」だと思ってるんで、今年は最初から作物を売りに出さないと決めてる以上は「農業」ではないんですよ。

そして農業の難しさをしみじみ痛感しました、強風で支柱がなぎ倒されて…！

※詳細は#6をご参照あれ。

でも、いつまでも落ち込んでられない。

ムクナたちはまだ生きている！

今回は支柱倒壊後〜現在の様子をシェアします。

密集状態のムクナ支柱トンネル内

暴風でなぎ倒された支柱を突貫工事で修復してから数日間。

あいかわらず風は吹いているので、毎朝ハラハラ・ドキドキしながら畑に通っています。

ですが、今のところなんとか保ってます。

何度固定ピンを刺しても風でめくれてた防草シートも、石を置いたら不思議とめくれなくなった。

風が吹くと支柱トンネル全体がユラユラと揺れるので、トンネル内で一人作業してる時などは怖いですが…。

そんな支柱トンネルの中の様子がこちら。

アーチ支柱を補強するために天井に連結していたストレート支柱が落ちた影響で、全体的に密集してしまいました。

今年はそもそも推奨よりも狭い支柱間隔でムクナ豆を育てているので混雑気味ではあったのですが、泣きっ面に蜂とはこのこと😭

本来なら藤棚やぶどう畑のような状態が理想なんだけど、今やアーチのトンネルですらなくなり、ただの藪みたい…。

作業性が悪いし、日当たりもイマイチ。

文句を言っても状況は良くならないので、少しずつ葉っぱを間引いたりしながら、ちょっとずつ環境改善を努めました。

支柱倒壊から3週間後ムクナ豆の生育状況

そんなこんなで約3週間後の様子がこちら。

どうしても、薄暗いトンネル内＆逆光になっちゃうので写真が見えづらいですね。

葉っぱを間引いたり枯れたりした分、倒壊直後より環境は良くなってます。いちお。

豆の様子が見えやすいように露出を思いっきり上げてパシャリ。

ちゃんと豆が肥大化してくれてます！

ところどころ虫食いはあるけど、無傷の子もある程度は収穫できそう。

蕾や花に関しては、この時期からでは冬までに豆が大きくなりきらないので、どんどん落とします。

咲き始めたばかりの花も落とし、豆になりかけの子だけ残しました。

そうすることによって、株の栄養＆エネルギーを既に実っている豆たちに集中させるのです。

助けられなかった株の様子

支柱が倒壊した側の、最も成長が良かった株の今の様子がこちら。

支柱が倒れた時、本当なら真っ先に助けてあげたかった子なんだけど、どうやっても無理だったんです（泣）

仕方なくグチャグチャに絡まったネットごとジョキジョキ切って、ひん曲がって散乱した支柱から切り離しました。

未だにツルやネットが絡まり合ってますが、実は株自体は元気で生きてるんです。

もはや茎ではなく木の幹と言えそうな太さ！

地面に投げ出されたツルには、新たに実って成長中の豆も！

花も咲いています。

この株はこの状態で放置しますが、豆が収穫できたらラッキー。

この株の隣の株も倒壊した時に半分はグチャグチャに絡まってしまったのですが、切り離して育てている残りの半分はかろうじて豆を肥らせています。

反対側の根っこごと引っこ抜けた株は、当然ながら完全に枯れました。

そもそも今年はムクナ豆の苗を植え付けの時点で時期が遅すぎることが分かっていたし、収量は期待していなかったわけだから。

そんな中で、今の状況は、十分な成果だと思う。

日々のムクナ豆の管理の仕方が分かったし、つきやすい虫も分かった。

なにより支柱はもっと強風仕様にしないといけないことがわかった！！

試験栽培して良かったのだよ！！いやそうだと思いたい！（切実）

最近のわたしの愛車

ところで、せっかくの爽やかな秋。

大きな道具が必要ない時は自転車で畑に通っています。

どうです、このサイコーの天気！！

庭で放置していただけのクロスバイクに、サドルをスポーツタイプじゃなく乗り心地重視のものに変えました。

自転車なら車は通れない狭い砂利道を通れるので、畑までの所要時間は実は変わらない（笑）

ただしこのあたりは山の麓なので坂がキツイ…！

風が強すぎる日は無理だけど、穏やかな日は自転車通勤すると良い運動にもなって、気持ちも良くて、快適です♪

それだけでも畑を借りて良かったと思える！！

引き続きムクナ豆栽培がんばりまーす♪

ところで記事タイトルが魔女の宅急便のキャッチコピーだと気づいた人はどのくらいいるだろうかｗ