しおばら千二百年物語
せっかく那須に移住したのだから那須の紹介もボチボチしていこうと思います。観光客が集まるような人気スポットには数えるほどしか訪れてないのですが。やっと色々と落ち着いてきたので、徐々に増やしていっています。
今回は塩原方面でお勧めのカフェ&地元の品を取り扱う「しおばら千二百年物語」というお店です。
お洒落な内外装
塩原温泉郷へ向かう国道を適当に走っていた時に偶然通り掛かったお店です。店舗の外観がイマドキっぽいというか、モノトーンでシンプルだからこそ目を引く、おしゃれなデザインです。
しかも、「しおばら千二百年物語って、これ、店名?」って思いますよね。
はい、どうやら店名です。
なんだか素通りできない雰囲気。気になったので寄ってみました!
入ってみると、外観のモノトーンとは逆に木をメインとした暖かみのある内装でした。
心地よいカフェ
店内入ると手前は物産店となっていて、奥側にはイートインもできるカフェスペースとなっていました。
地元の食材を使ったランチも数量限定でやっているようです。
私が訪れた時はもうランチは終わってましたので、カフェ休憩させていただきました。
温泉チーズケーキとアイスコーヒー。
何が温泉なのかは正直よくわからなかったのですがw きっと地元のこだわりの材料を使った製法なんでしょう!
味は美味しかったです!私はドッシリとしたチーズケーキは苦手なのですが、スフレのような軽さで食べやすかったです。
もちろんコーヒーも美味しかったですよ。
なんと言っても、こんな景色を眺めながらのんびりとカフェができるって、素敵じゃないですか?
私が訪れたのは夏休みの後半の時期だったのですが、大混雑って程でもなく、かと言って閑散としていたわけでもなく、程よい活気があって居心地が良かったです。
こだわりの物産コーナー
物産コーナーは地酒や地元の銘菓をメインとする、こだわりの品々が並んでいます。いわゆるお土産物屋さんではなく、那須や近辺の地元の品々の中から厳選したものばかり。
私は日本酒が好きなので、地酒コーナーでテンションが上がってしまいました?
こちらは宇都宮の酒造さん澤姫の下野純米大吟醸。ブリュッセル国際コンクール”SAKE selection 2018″でプラチナ賞など多数の賞をゲットしている日本酒です。
甘口、という店員さんのお勧めでしたが、飲んでみると甘いというよりとろ〜んと舌の上に乗っかるようなとろみが印象的でした。
もう1つ購入したのが天鷹という大田原市(いちお那須という括りの中に入れられている市)の九尾という純米大吟醸。
九尾とは、那須に伝わる伝説の霊獣のことで、変幻自在だったとか。時には美女に化けて人を騙したりとか悪事を働くこともあったそうな。
その伝説に倣い、この九尾というシリーズは毎回実験的な造り方をしていて(毎回違うことをするらしい)、数量も少なくなかなか市場に流通しないというレアもの。
こういう逸品に巡り合えるのも地元のお店ならではですね?
お味は、めちゃ好みでした!辛いのに甘いとも捉えられるような旨味が真ん中にあって、でも後味はスキッとシャープ。
きっともう二度と会えないお味でしょうが、次の九尾がどんな作品になるのかも楽しみになりますね。
店員さん(地元のおばあちゃんって感じの方)は地酒についてとても詳しくて、地元愛が溢れまくってました。
お話聞くだけでも行く価値有りです!
すっかり寂れてしまっている塩原温泉郷ですが、こうやって明確なコンセプトを持って現代的なデザイン性も取り合わせて頑張っているお店を見ると応援したくなりますね。
これから冬に向けて、日本酒が身に染みる季節に入っていきますから、私は近々再訪することになると思いますw
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