急遽九州に帰省してきました[コロナのせい、コロナのおかげ]
こんにちは!那須に移住して田舎暮らしをしているAOです。
先日、父方の祖母が他界しまして、急遽九州に帰省してきました。
のんびりと日を過ごしながら気が向いた仕事だけをするという、普段の私の生活からはかけ離れたバタバタ行動だったので、心身ともに疲労困憊です(@_@)
それでも、やはり帰省して葬儀に参列して良かったと思っているので、記録としてしたためておこうと思い、この記事を書くことにしました。
誰トクな記事ではありますが、まぁその為の「田舎暮らしの日常」カテゴリーなので、お時間のある時にお付き合いください😊
祖母、満96歳
祖母は満96歳ということで、奇しくも故エリザベス女王とほぼ同い年で同じ年に他界しました。
遠因はコロナ
原因は老衰ではありますが、遠因となっているのはコロナのようです。
というのも、祖母は90歳を過ぎてもグランドゴルフというゲートボールに似たスポーツに打ち込み、家事もすべて自分でこなすほどに元気だったのです。
グランドゴルフの大会で何度も優勝して、地元の新聞で度々記事になってました
そういう事情もあって、のんきな私は「またいつでも会いに行けるし、まだしばらく帰らなくてもいっかー」なんて思っていました。
そしたら、、、コロナ禍ですよ。
グランドゴルフの大会も中止され、お友達に気軽に会えなくなってからは、祖母は家に引きこもりがちになり、体調が急変してしまったのだそう。
今年の半ばに要介護となり、あっという間に入院するほどの容態に。
会いに行きたくても、コロナ禍のため親族でも面会はNG。
歯がゆい思いをしている間に、そのまま帰らぬ人となりました。
入院前まで祖母と同居していた叔父夫婦のみ最期の時に立ち会えたそうです
30分遅刻して葬式に参列
父から知らせを受け、慌てて帰省の支度をし、自分なりに最短の時間で現地入りしたのですが。
やはり那須の田舎からでは、どう頑張っても葬式に30分遅刻してしまいました…涙
羽田空港までが遠いという距離の問題だけでなく、新幹線の始発でも早朝の便には間に合わなかった。
間に合わない上に、現地まで6時間半かかった!!
これが田舎暮らしの欠点の1つですね。
どこに行くにも遠いし不便!
あるいは公共の交通手段に頼らず、自分で車を走らせるという手も考えましたが、それはやめました。
ただでさえ、飛行機の便の予約を間違える程に気が動転している状態で、深夜や早朝の運転をするなんて…絶対に事故る!!
それは遅刻よりも悪い事だと思うので、安全に遅刻する方を選びました。
久々の孫全員集合
今回の葬式、実は孫(私のいとこ)が約20年ぶりに全員集合したのです。
今までも、いとこの結婚式などで集合する機会はあったのですが、仕事の都合やら何やらで必ず誰かが欠けていて。
ひ孫(いとこの子供たち)も東京在住の受験生1人以外は集合。
孫+ひ孫だけで合計30人ぐらい!
3人きょうだいのひ孫たちが多いのです
とても賑やかな葬式でした。
おばあちゃんも喜んでいたのではないでしょうか😊
コロナ禍のおかげ、コロナ禍のせい
私にってコロナ禍は、移住など新しい暮らし方→新しい生き方を切り開くキッカケを与えてくれたので、「災い転じて福となすとはこのことだなー」なんて捉えていたのですが。
生活や仕事に悪影響もあったけど、それよりも好影響の方が上だと感じていた
ですが、同じコロナ禍が祖母の死の遠因となった事を考えると、複雑な心境になってしまいました。
祖母も歳が歳なので、コロナが無かったとしても、そう遠くない未来にお別れの日が待っていたのだと思いますが、もっと違う形でのお別れがあったかも…と思うと、やりきれない。
世の中、何事も正の側面と負の側面、両方があって成立しているんだなぁ…。
母方の祖父母の墓参り
私にとって久々の九州帰省という事で、せっかくなので母方の祖父母の墓参りもしてきました。
実はこちらは、初墓参り!
他界したのは何年も前なのですが、仕事が忙しく葬式に参列しないどころか墓参りもしていなかったのです。
他界した時はちょうど海外出張中だったりして、帰国して知らせを受けた時には葬式等々全て終わっているという状態…
今思えば、そんなに仕事って大事だったんだっけ?と疑問を感じますが、当時の自分としては「あ、無理。ゴメン」ぐらいにしか考えていなかった、というのが正直なところです。
もともと母方の祖父母や親戚とは、父方の親戚ほど近い存在ではない(気持ち的に)という事情もありますが……
なんだろうね、家族って。
葬式に出たからどうこうという問題でもなく、そもそもどういう距離感でどういう付き合い方をするのが正解なのだろう??
人生わからん事だらけだ!!
There’s no place like home
なんだかモヤモヤする気持ちはありますが、最終的にはやっぱり「わが家にまさるところなし。There’s no place like home」です。
那須の、りんさんとパートナーさんと森に囲まれた家が、一番落ち着く!
帰って来れて良かった~♪なんて、しみじみ思ってしまうのでした。
お気軽にコメントください♪
コメント一覧 (2件)
おばあさまの御冥福をお祈りします。
エリザベス女王と、ほぼ同じ歳で天に召されたんですね。
90歳過ぎても、自分で家事もして、スポーツもこなすとはいいですね。
しかもボケる事もなく…。
グランドゴルフなどスポーツをする事で、身体や脳が活性化したと思います。
でもコロナ渦でひきこもりがちになる事で健康を悪くする話はききます。
おばあさんも要介護状態になったんですね。
私だってコロナ禍で、体調を崩したんですよね…。
2020から1年半以上にわたる過度な運動不足。
倦怠感が本当に酷くなってしまい、実年齢より30歳ぐらい歳取ったような感じです。
猫の散歩で体調がよくなったんです。たいした運動では無いのに非常に効果りました。
運動不足になったおばあさまも体調がどんどん悪くなっていたんでしょうね…。
人の交流も少なくなった事も響きますね。
コロナ禍である事は、病院も面会を禁ずるので、最期が寂しくなりますね。
私自身、去年亡くなった知り合いとは寂しい最期になってしまいましたね。
お葬式にどう頑張っても30分遅刻になったんですね。
那須から九州は遠いですね…。
空港になるし、その空港まで行くのも大変ですよね。
うちも、空港まで1時間半から2時間はかかります。
久々の皆集合するのって葬儀か結婚式くらいですね。
孫とひ孫合わせて30人ってかなり賑やかですね。
コロナ禍の最中でも、賑やかな葬儀になって良かったですね。
コロナ禍で人生を切り開き、いい面もあるけど
コロナ禍でおばあ様が体調を急激に崩したりもしましたね…。
人にもよりますが、負の側面を味わってしまった人の方が割合的には多いのかもしれません。
テレワークがきく職種ばかりでなく飲食店は多量に閉店してますね。
いい事も悪い事もあり、人それぞれですね。
過去に海外出張で、葬儀に参加しなかった事は仕事なら当たり前と考えた
過去の自分に今回、疑問を感じた事はいい事だと思います。
そんなに仕事って大事ではないと、今は思うんですね。
身内が亡くなる事って、何かに色々気付く切っ掛けになっていますね。
とりあえず、那須に帰ってきたら落ち着きますね。
りんさんのぷちゅっと全体的に短い感じのところが、マスコットみたいで何ともカワイイです…(*’ω’*)
ウラジミール・アスポンさん、お気遣いありがとうございます。
コロナ禍で運動量が激減し体調を崩した人、多いみたいですよね。
生活スタイルが変わっても食事量は変えなかったせいで、激太りした!なんて話もチラホラ聞きます。
その内の一つの事例が、祖母のような事例なのでしょう。きっと全国的に、似たように体調を崩して死に至った高齢の方は多いのではないでしょうか。
我々は、ちょっと散歩など軽い運動をするだけで元気でいられるのですから、感謝しないといけないですね。
おっしゃる通り、遠方に住む親戚が集合するのって結婚式か葬式ぐらいですね。
なので、またしばらく集合する事はないかも…。
コロナによる行動制限がまったくなくなって、両親や叔父叔母世代が元気なうちに、九州観光がてら会いに行きたいと考えていますが、そう言ってる内に別の災厄が起きて手遅れにならないように…祈るしかないですね(;^ω^)