【短足マンチカンりん】避妊手術するか悩んだ末の決断!
こんにちは!那須に移住して田舎暮らしをしているAOです。
田舎暮らしと言えばペット!ということで、移住して生活が少し落ち着いた頃にお迎えしたのが短足マンチカンの「りん」さんでした。
生後60日ごろで我が家にお越しくださいました
そんなりんさんが生後6か月を迎えられた頃…
避けては通れない「避妊手術」のタイミングがやって参りました。
今年(2021年)3月ごろに受けた手術の話になりますが、避妊手術について獣医さんから学んだ事も盛り込んでいますので、最後までお付き合いいただけますと幸いです😊
避妊手術するべきかせざるべきか
りんさんは2020年8月生まれなので、2021年2月半ばごろになると、避妊手術についてパートナーさんと真剣に話し合いました。
生後6か月~8か月で避妊(去勢)手術をするのが一般的。
また、春の発情期前が良いとされています
避妊手術のメリット
りんさんは、外にパトロールに出かけない100%家猫なので、予期せず妊娠してしまう事は無いと思うのですが。
だからこそ、毎年発情期が来る事がストレスになる可能性があるんですって。
猫様によっては、それで体調を崩すこともあるのだとか。
その上、避妊手術によって卵巣や子宮を摘出する事で、それらの臓器が病気になるリスクや、乳がんなどのリスクも大幅に下げられるとの事。
かかりつけの獣医さんのお話も伺ってみたところ、
猫様の乳がんは「まず助からない。壮絶な最期を看取る事になる」と。
「どうしても子を産ませる必要が無ければ、避妊手術するべき」と、暗に仰ってました。
永く一緒に暮らしたいから、手術すべきと考えました
避妊手術しない場合
仮に避妊手術しないとすれば、良きタイミングでお見合いなどをセッティングして、お相手のご家族と生まれてくる子供の扱い方について話し合って…という事をする必要がある。
出産について聞きかじった情報から想像するに、出産時のリスクや、子猫の親権をめぐってのトラブルなど、ハードルは低くない模様。
世話係の私がコミュ障なのも不安要素
この状況を、私自身に落とし込んで考えてみると…
私は自分自身で、「子を産まない人生」を選んでいる訳で。
物凄く悩んだり、周囲からとやかく言われたりしながらも、「自分自身の身体と人生だから」と芯を強く持って決断したのだ。
なので、同じことを、りんさん本人(猫)に選択権をあげられない事が苦痛…!!
りんさんが、日本語喋ってくれればねぇ。
いや、英語でもフランス語でもいいから、人語でしゃべってくれれば、やりようがあるんだけど。
自分の体じゃないのに、勝手に決めてしまう後ろめたさもあると思う。
なので、迷いというよりも、申し訳ない気持ちに折り合いをつける方が私には辛かった。
なにはともあれ、りんさんの避妊手術する事を決意したのでした。
病院で検査後いざ手術
避妊手術を受けるには、まずは血液検査を受ける必要があるとの事。
かかりつけの獣医さんに検査をしていただいた結果、「順調に成長中・手術に差し支えなし」と。
よって、1週間後、手術を受ける事が決まりました。
りんさんは終始ビクビクして縮こまってました
避妊手術当日
避妊手術が決まると、人間どもはその日からソワソワ。
りんさんご自身は、人間どもの不安なんて一向に意に介さず、通常運転だったのですが。
さすがに、手術当日の朝は様子が違う事を悟られたようでした。
獣医さんからの指示で朝ゴハンもお水も出さないでいたし、さすがに戸惑いを隠せないご様子でした。
りんさん、ゴメンね
ソワソワと落ち着かない気分のまま、病院に向かうと、車の中でりんさんはずーっと不安げにニャーニャー鳴いておられました。
間の悪い事に、この日は大雨。
この悪天候が、言い知れぬ不安を余計に煽る…
血液検査の通院の時でもキャリーバッグの中で鳴き続けていたのですが、今回の鳴き声はいつにも増して不安そうでしたね。
私自身が不安だったので、そう聴こえただけかもしれませんが
病院に着くと、獣医さんに「お迎えは20時頃を想定してますが、術後の経過を見ながら一度ご連絡しますね。」と。
当然、その経過報告の電話が来るまでもソワソワと落ち着かず、お昼ご飯を食べても味がしないぐらいの心境でした。
その後、16時ごろに電話があり、「順調に回復中なので予定通り20時にお迎え来てください」と。
いやぁ、20時までの数時間が、遥か未来の様に感じましたよぉ。
早くりんさんに会いたい
術後のりんさんのご様子
お迎えにあがると、りんさんはコインロッカーのような形のICUでお休み中でした。
ですが獣医さんがドアを開けると、私の声が聞こえたのか、ゴロゴロと喉を鳴らして再会を喜んでくれているようでした。
力ないゴロゴロだったので、ほとんど聞こえないぐらいでしたが。
まだ麻酔が効いていてぐったりしたから、しょうがないよね
りんさん的には、怖い場所に置き去りにされて、薬で眠らされてる間に腹を開かれて臓器を抜かれ、目が覚めてみれば狭くて寒々しい空間に閉じ込められている…ニャんで??って状況だったでしょうね。
麻酔でもうろうとする意識の中で、私やパートナーさんの姿を確認してホッとしたのかもしれません。
ていうか、何されたかも分からない状態で、
にゃんか体が重い…怠い…助けて…
という感覚でしょうか。
あるいは、
あたち、捨てられたんじゃなかったのね…
そんな風に思っていたかもしれないと想像すると、本当に申し訳ない気持ちで一杯になってしまいました。
帰宅後のりんさんのご様子
病院に向かう時は、車の中でニャーニャー鳴いていたりんさんですが。
帰りはそんな力も無かったようで、無言のまま帰宅。
キャリーバッグを居間に下ろし、出入り口のジッパーを空けると、りんさんは気怠そうにしつつも、自らの足で出てこられました。
そして、部屋の隅で縮こまってしまったんです。
まるで、絶対に触るにゃよ!と拒絶されているかの様。
しかし、弱い私は、どうしてもりんさんに触れたくて、堪えられず体を撫でてしまい…
に゛ゃーーー!!
ウザかったのか、あるいは触れたところが痛んだのか、両手足を突っぱねてガチで叱られました。
ひぃぃぃゴメンナサイゴメンナサイ
さすがの私も、それ以降はしばらく距離を取って、そっとしておくことに。
すると、機嫌が直ったのか、もしくは徐々に体調が戻り始めたのか、りんさんの方から寄って来てくれたんです。
ただ、いつものように膝に飛び乗って来るのではなく、床で三角座りする私の足元で丸まっておられました。
それでも、徐々に普段通りのりんさんのお顔に戻っていく感じがして、ほっと胸をなでおろした私なのでした。
その後は、いつも通り一緒に布団に入り、就寝。
長い長い一日でした。
人間どもも、一安心して良く眠れました
避妊手術はお泊りか日帰りか
ところで、避妊手術を受けるとなると、動物病院によってお泊り(入院)だったり日帰りだったり、獣医さんの方針によって違うようです。
りんさんの主治医さんによると、病院でお泊りした方が経過観察が出来て安心ではあるけど、たいていの子がお家に帰りたくてニャーニャー泣き叫ぶんですって。
夜通し泣き叫んでしまうと、無駄に体力を使うし、万が一縫った傷口に障ってはいけないから、主治医さんはお家に帰す事を選んでいる、のだそう。
りんさんの場合、泣き叫ぶ力も度胸も無く、一晩中縮こまって震えてそうな気もする
やはり、日帰りで良かったんだろうなと思いました。
術後のりんさんのご様子
いい加減長くなったので、翌日以降のりんさんのご様子については、別記事に仕立てますね。
お楽しみに♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました😊
お気軽にコメントください♪
コメント一覧 (2件)
りんさん、頑張りましたね😢
すろにゃさん、ありがとうございます😢
りんさん、頑張ってくれました!