畑を荒らした野良猫さんと仲良くなった( =ΦωΦ)♡
2020年春に田舎に移住した私が、せっかくの広い庭と肥えた腐葉土を活用するため人生初の家庭菜園にチャレンジしているのですが、秋ごろに我が家の畑が再び獣害に遭ったことを書きました。
少なくとも一度は野良猫が畑に入ろうとした形跡があることが確認できたので、なんとか仲良くなれないものかと考えたのですが。
美味しいキャットフード食べてくれれば畑を荒らす必要がなくなるはず!
1か月ほどかけて、仲良くなれました!
今回はそのご報告記事です。
きっかけはりんさんの残飯整理
ちょうど我が家の愛猫(主?)りんさんが当時のキャットフードを拒否していた頃、さほど口もつけてない状態のゴハンを捨てるにはもったいない!と、食べ残しをジップロックに入れて溜めておいたんです。
で、一通り溜まった頃、スーパーのお惣菜が入っていたトレイにゴハンを入れて庭に置いてみたのです。
食べ残しとはいえロイヤルカナンは高級食!野良猫さんもきっと気に入ってくれるだろうと期待をしていたところ、ふと庭を見ると…
あれ?もう空っぽ…
は、早すぎ!朝出して昼には無い、ってスピード感です。
だが、さすが警戒心の強い猫さん。音も無く訪れて音も無く去って行かれてしまった…
でも、1粒残らず食べてくれてありがとう!
その翌日もトレイに残り物ゴハンを入れておいてみると、やはりいつの間にか無くなっている。そんな日が数日間続きました。
寒波襲来!
そろそろ、「畑やゴミを荒らさずともうちに来れば美味しいゴハンがある」しかも「危害は加えられない」と学習してくれただろうと安心し始めたある日、寒波&大雪という天気予報が。
その時降った雪の凄さは家庭菜園の記事でご報告した通りです!
心配になった私たちは、余っていた端材をかき集めて野良猫さんの待避所を作りました。
小屋というほどまともな造りではありませんが、一時身を寄せられるような屋根と壁を作り、年末の大掃除に向けて捨てようとしていた服を防寒対策として敷いておきました。
数年間着たユニクロのフリースとかね
そしてその入り口にゴハンを置いてこっそり見張ってみると…
さっそく来ました!
今迄みたいに無造作にゴハンが置かれていた時とは違う何かを悟った様子の野良猫さん。こちらの気配に気づくと一旦逃げてしまったのですが、恐る恐る戻ってきてくれました。
そして、何口か食べ、逃げて、戻ってきて食べて、逃げて…を繰り返しながらも、徐々に警戒心を弱めてくれたんです。
最初こそは警戒心丸出しだった野良猫さんも、3日目ぐらいにはにゃーにゃー鳴きながら私にすり寄ってくる程に!待避所で一休憩したり仮眠をとったりもしてくれました。
でも長時間いることはない。氷点下10度近い夜であっても、気が付いたらいなくなってる。
さばちゃん
せっかく仲良くなったので、呼び名を付けました。
さばちゃんです!
由来は、薄暗いところで見たときにサバトラだと思ったから。明るいときに見たら実はキジトラだったけど、キジちゃんってなんか言いづらいし響きが固い気がしたので、愛称さばちゃんになりました。
ちなみに女の子です
最近ではパトロール中に我が家に寄って「にゃー(来たにゃー)」と鳴くと、私かパートナーが出て行ってゴハンを出してあげています。
たまにゴハンが少ないと窓越しに抗議してきます(笑)
(※スーツケースが雪の上に倒れているのは、捨てるために庭先に置いていたものをさばちゃんの風除けにしていたから。それをさばちゃんが蹴倒してました…笑)
ちょと強めの体当たり抗議の時もあります(笑)
なんにせよ、猫は吹雪いていようが氷点下だろうが生き延びることが出来る(ていうか生き延びることのできる体と知恵のある子だけが生き延びてるってことなのだろうけど)という事がわかったし、これからもゴハン提供すれば我が家の畑を荒らすことはないだろうから、安心しました!
野良猫との付き合い方についての見解
もしかしたら、
野良猫を餌付けするなんて!
とか、
中途半端な情けをかける方が酷なんじゃ?
と言う人がいるかもしれません。
でも、これは餌付けでも情けでもありません。
取引です!!
野良猫はお腹がすいている。
私たちは畑を荒らしてほしくない。
なので、
私はゴハンを差し出す。
野良猫は畑を荒らさない。
取引成立✨
ゴハンについては、りんさんがピュリナワンの子猫用ゴハンに変えたらちゃんと食べるようになってくれたんです。
なので、幸か不幸かりんさんの食べ残しじゃ足りなくなってしまいました。
というわけで、さばちゃん用にホームセンターで激安のフードを買う事に。
もちろん家計の負担にならない程度の価格なので気にしてません。
早く寒い冬が明けて過ごしやすい季節になるといいね😊
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