【移住者によるおすすめ田舎暮らし本レビュー】中年女子、ひとりで移住してみました by 鈴木みき
こんにちは!那須に移住して田舎暮らしをしているAOです。
田舎や地方に移住を考えていても、不安を感じている方も多いですよね。
特に、独身など女性のおひとりさまの移住は、なおさら不安だらけだろうことは想像に難くない。
女子一人で田舎暮らしとかってできるのかな?
不安に思う気持ち、わかるよ!
うまくいった事例を見てみよう
私自身は独身ではあるものの一人暮らしではないのですが、こちらの本は大変参考になりました↓
こちらはイラストレーターさんによる本ということで、いい感じにゆる~い絵で分かりやすく書かれています。
特に田舎暮らしと仕事の面で、
- そういう考え方もあったか!
- それならうまくいきそう!
という目から鱗な発見がありました。
田舎に一人で移住したい女子の為の最初の一冊として、すっごくオススメですよー!!
期間限定で移住してみませんか?
最も共感した著者からの提案は、「期間限定での移住」。
完全移住じゃないってこと?
そう、「お試し期間」を設ければいいじゃん!という事
たしかに、一昔前の「田舎暮らし」とか「地方移住」の実例だと、
定年退職後の終の棲家として…
と骨を埋める覚悟で移住する人とか、
子供を田舎でのびのび育てたいから!
と一家そろって移住する人とか、一大決心の末の移住ってイメージでしたよね。
身軽なおひとりさま女性の利点を生かそう
確かに、終の棲家として覚悟を決めたのなら、簡単に覆すわけにはいかないでしょうし、、、
小さい子供がいるのであれば、学校などの問題も含めて引っ越しを繰り返すのは大変でしょう。
ですが、そこは身軽なおひとりさま!!
しかも中年であれば、移住が失敗したところで「人生一巻の終わり」と絶望する年でもない。
家族がいない分、フットワーク軽くリセットをかけることも可能。
たしかに、まだやり直すチャンスはあるね
人生100年時代だからね
しかし若すぎないという点も
とはいえ中年は中年。
いつかは移住したいなぁ
とか、
何度でも失敗したっていいや!
と悠長に構えてられるほど若くもない!
なので、計画的に、移住を実現させる行動力も必要。
その為の1つの手段として、
期間を決めて移住してみる
という田舎暮らしが良いのでは?と著者は提案しています。
再移住資金も確保しておく
著者はさらに、いつでも移住し直す(都会に戻る、別の地方に移住する)ためにも、資金を確保しておくべし、とも指摘しています。
引っ越しはお金がかかることなので、確保しておくと安心ですよね。
引っ越しトラック以外にも、お金かかるもんね
敷金礼金とかね
移住にかかった費用と同じくらいの額がかかる想定で、計画的に貯金しておきましょう。
移住しやすい仕事探しからスタート!
田舎に移住、というと逃れられないのが、「仕事」の問題。
田舎に私の出来る仕事なんてあるのかな?
著者は、そういう考え方そのものを変えようって提案だよ
移住のために仕事を決める
移住先で仕事を探す、という従来のスタイルではなく、
移住しやすい職業に就いて、その職業のまま移住する
という働き方が、一番安全なのでは?と著者は指摘しています。
著者の場合は、イラストレーター。
元々からイラストレーターだったわけじゃないんだね
そう、移住するために、計画的に絵を描く事を仕事にしたんだって
イラストレーターとしての仕事が軌道に乗ってから、満を持して移住したのだそう。
移住後も、仕事は今まで通り都内の出版社などから依頼を受け、原稿の提出はFAXやメールなどでやりとり。
時折、打ち合わせなど必要に応じて都内に出張する事はあるそうですが、基本的には移住先の自宅で仕事をしても支障はなかったそうです。
職業の特徴を最大限に生かした働き方ですよね!
リモートワーク(テレワーク)という救世主
ただし筆者の鈴木さんとの違いは、2020年以降リモートワーク(テレワーク)という救世主が現れたこと。
例えば私AOの場合、イラストレーターのようなクリエイティブな職業ではなく普通のサラリーマンでしたが、コロナ禍の影響もありリモートワーク(テレワーク・在宅勤務)100%になったんです。
コロナを機にリモートワーク導入した企業が一気に増えたし、この方式が使える人が増えてそう!
そうなんだよ、普通のサラリーマンでも実現のハードル下がったよね!
現職がリモートワーク可でないとしても、制度を設けている企業に転職すれば◎
いきなりイラストレーターのような「手に職」よりも、現実的な策なのではないでしょうか!
「田舎ぐらし×仕事」7つの働き方を元バリキャリ移住者が厳選!』でも詳しくご紹介していますので、ご一読くださいな♪
田舎暮らしと仕事については『詳細な実例あり
その他、この本にはとっても参考になる実体験が沢山描かれていました。
- 移住先&家の探し方
- ご近所付き合いのコツ
- 古民家で暮らす知恵
などなど。
古民家暮らしに憧れてるから、気になる!
もちろん苦労話についても語ってくれています。
- 草刈りが大変すぎる件
- 古民家暮らしならではの苦労
- ホームシックになった時の対処法
私は草刈りは楽しめるレベルだし古民家に暮らしてないしホームシックになったことないけど、”禊ぎ”の話が共感しまくったよ!詳しくは本書で♪
「THE 田舎暮らし」を志している女性諸君の参考になること、間違いなしです!!
『中年女子、ひとりで移住してみました』読んでみて!
『中年女子、ひとりで移住してみました』は田舎暮らしの良い点も悪い点も、サラッとカラッと明るくライトに書いてくれている点が一番のおすすめポイントです!
深刻過ぎても読みづらいもんね
逆にチャラくても嫌だしね
絵本のようなタッチで読みやすいだけでなく、中身がスッと心に入って来る、バランスの良い本でした♪
気になる方は、是非ご一読あれ😊
私の田舎暮らし体験談や考察記事も、よろければ読んでいってくださいね♪
それでは、また!
お気軽にコメントください♪
コメント一覧 (2件)
移住も期間限定でなら決心しやすいですね。
期間限定のつもりなら借家かアパートを借りての田舎生活でしょうかね。
借家ならすぐリセットできます。
身軽なおひとり様は自由ですね。
再移住資金の確保が大事ですね。
それがあれば、安心してお試し移住できますね。
移住先で仕事が見つかるか怪しいですよね。
移住しやすい職業について移住するはリモートが可能な…現代ならではですね。
昔はイラストレーターでも移住は現実的ではないです。
郵送でイラストは送れても、今みたいにネットとかないので
打合せとか難しいです。
今はイラストもオンラインでデータ送信ですよね。
要するにリモートワーカーですね。
ウラジミール・アスポンさん、こんにちは!
著者の方は、知人の紹介で古民家を借りていたそうです。
おっしゃるとおり、借家の方がリセットが簡単ですもんね。
確かに、打ち合わせが出来ないと仕事を成立させるのは難しいですよね。
その意味では、オンラインミーティングが可能になった今だからこそ、かもしれません。
色んな業種・職種で、リモートワークが可能になって、暮らしと職場を完全に分けたい派にも優しい時代になりましたねぇ。