【田舎暮らし】失敗も後悔もしない人の特徴3つを移住者が考察してみた
こんにちは!2020年に那須の田舎側に移住したAOです。
田舎暮らしに興味あるけど失敗して後悔しないか心配…
「失敗した!」と後悔する理由は人それぞれだと思いますが、移住者である自分だからこそ分かる「こんな人は田舎に移住しても失敗して後悔しない」という特徴を3つにまとめてみました。
- 引っ越しの経験(特に幼少期)がある
- 学校や職場でイジメられた経験がある
- 単独行動よりも団体行動派
田舎に移住してのびのび暮らしたい人の参考にしてみてくださいね♪
失敗しない人①引っ越しの経験(特に幼少期)がある
今までの人生で移動距離のある引っ越しを経験した人は、移住後の新しい環境への適応力が備わっています。
なので引っ越しの経験がある人は失敗して後悔しづらいです。
都会が地元だから田舎暮らしに憧れちゃう!
そんなあなたは気をつけて!
長く住んでいた家から離れ、いつでも会えた幼馴染とも別れ、飽き飽きしていたお店にももう通えなくなるわけです。
失ってみないと大切さに気づけないものごとって多いし、当たり前に重ねていた日常の生活サイクルをゼロから構築し直すって、やった事が無い人にとっては物凄く大きなチャレンジです。
そういう方々は、本当にこのチャレンジに挑みたいのか、移住前によぉく自分の心に確認しておいた方が良いと思います。
幼少期の転校経験は大きい
特に幼少期、県や学区をまたぐような引っ越しをして、転校した経験があるか無いか。
コレすごく大きいです。
それまで、当たり前に一緒に育ってきたお友達が一人もいなくなるって、子供にとっては世界の終りのようなもの。
学校や先生が変わると、教え方も全然違うので、学校が恐ろしい場所に様変わりします。
更に、方言も変わってしまった…となると、天変地異ぐらいの衝撃!
そういう経験を経た人であれば、大人になってから再度環境がガラリと変わる引っ越し=移住をしても、過去の経験から学んだことを生かして適応していきやすいのではないでしょうか。
方言や気候が変わるなどの大きな変化は、脳みそにも身体的にも負荷がかかるよ
逆に言うと、そういう経験がない人がいい歳の大人になって初めて移住先に適応する必要性に迫られても、「難しい…」と感じてしまうかもしれません。
進学や就職の為の引っ越しも〇
もちろん、幼少期でなくとも、「大学に進学する為に上京した」とか、「就職の為に大阪に出た」とかも後押しとなる経験だと思います。
その経験によって、勘所がついていると思うので。
逆に、もしその時に「地元が恋しくて堪らなかった…」というタイプだったのなら、無理に同じような経験をしなくてもよいのでは?
筆者の場合
私の場合、小学生のころと中学生の頃に2度の転校を経験しています。
どちらのケースにおいても、お友達はゼロから探さなきゃいけなかったし、学校の勉強にもまったくついていけず…。
特に小学生の時の引っ越しは国を跨く引っ越しだったんです。
言語の習得から始める必要があったので、子供なりに苦労や失敗を重ね、1つずつ学んでいきました。
また、大学や就職の為にも引っ越しを何度も経験しています。
むしろ、幼いころからノマドな人生を送ってきたので、同じ所に長くいる方が苦手なぐらい。
なので、田舎に移住して環境がガラ変しても、私はこう思いました。
わーいガラ変たのしい〜っ
単純な話、「引っ越しの為に荷物をまとめる」とか、「引っ越しに伴う手続き関係がやたら多い」とか、そういうハードルもあります。
その面でも、引っ越し経験があるかないかで大変さの感じ方が違うものですよ。
失敗しない人②学校や職場でイジメられた経験がある
イジメに遭うって、生命力を脅かすほどの相当なダメージを食らいますよね。
仮に自分に非があったとしても、非難はされてもイジメには遭いたくないもの。
イジメダメゼッタイ!私は絶対にしないしされたこともないよ!
私も大反対だけど、現実問題としてイジメは撲滅できないからね
誰もイジメを肯定しないでしょうが、それでも起きるのがイジメ。
万が一、移住先でイジメに遭ってしまっても、過去にイジメられた経験がある人は免疫があるので有利だと思います。
イジメの仕組み(理由)を分析
イジメを経験した事がある人ならば、イジメの仕組みがなんとなく分かるし、そこから学んだ事も多いはず。
状況を分析して、対応策を練る事ができるのではないでしょうか。
例えば、自分の何が相手のプライドを刺激しているのか分析して、極力それを表に出さないように気を付けよう、とか。
イジメをリードしているボス猿が誰だ、とか。
派閥(グループ)がいくつあって、どの派閥に入るとどうだ、とか。
はたまた「理屈じゃないイジメも存在しているのだ」という悟りも開ける
逆に、人生初のイジメが移住先であった場合、精神的ダメージが大きすぎてパニクって、短絡的に「田舎=イジメ=失敗」と結論付けてしまいそうですよね。
実際には、イジメなんて日本中世界中どこにでもあるもの。
今までイジメに遭ったことが無い人なら、自分の置かれていた環境がいかに恵まれていたかという事に感謝して、そこに留まり続けるという生き方も、悪くないのでは?
筆者の場合
私の場合、一番ひどかったイジメは転校した時です。
小学生の時は国を跨いだ転校だったので、そりゃーもー筆舌に尽くしがたい事が色々とありました。
中学生の時は帰国する為の転校でしたが、帰国子女だという事で、そりゃーもー、、、
なので、極端に表現すれば、
異物だというだけでイジメられる。そういうもん!
だと理解しています。
イジメてくる人にも、異物を攻撃する正当な理由がある訳です。初めて出会う未知なる生物が突如として、自分の安全圏に出現したわけですからね。
異物は異物で、好きで異物になった訳ではない。
つまり、どっちが悪いとかじゃないんですよ。
理屈じゃないんです。
そういうもんなのです。
大人になってからのイジメも、根本的な仕組みは同じ。
なので仮に私が移住先でイジメに遭ったとしても、こう思うでしょう。
ま、そういうもんだよね
イジメ経験者だけど「もう二度とこんな経験はゴメンだ!」と思っているなら、今の居心地の良い場所から動く事は無いでしょう。
あるいは今イジメられていて「環境をガラ変させれば人生変わるかも!」と期待しているのであれば、ワンチャンあるかもしれないし、無いかもしれません。
失敗しない人③単独行動より団体行動派
自分がどういうタイプの人間で、何を求めて田舎に移住するか?によっても、失敗や後悔の感じ方が違うでしょう。
隣に住んでる人と挨拶もしないって、なんだか味気なくて…
だったら、田舎のご近所コミュニティの方が合ってるかも
逆に、「ご近所だからってなんで挨拶しなきゃなんねーの?カンケーなくね?」と思ってる人は、田舎に移住なんて絶対にやめとけ。
移住先を間違えない
ものすごく乱暴に分けると、単独行動派は都会、団体行動派は田舎の方が性に合っているのではないでしょうか。
他人に干渉されるのが嫌いなのに田舎に移住したら、不満を感じる事は目に見えてますからね。
ですが、団体行動派とはいえ、どのくらい密なコミュニティを求めているかは人それぞれでしょう。
それは、移住先の選び方によって、ある程度コントロールが効くのではないかと思います。
例えば、超絶「密」なコミュニティに属したいのであれば、限界集落のような土地へ。
軽いけれども温かみのあるコミュニティであれば、小規模都市(町)レベルへ。
とかとか。
町の規模に関わらず、移住前に現地を何度も訪れるなど、きちんと下調べをしてから決断してくださいね。
筆者の場合
私は単独行動派なので、普段は誰とも会いたくありません。
ですが、お隣さんや散歩中すれ違う人と挨拶もしないのはなんか変なのでは?とも思っています。
なので、別荘地外別荘地を選びました。
結果、付かず離れずな距離感がちょうど良く、大当たりだったなって思ってます!
詳細は『私のご近所付き合い方法、紹介します』という記事をご参照ください。
都会の中でも、新興の駅前タワマンか下町かで、住んでる人の層が180度違います。
都会と一言でいっても、十把一絡げにしてはいけませんよね。
田舎も同じです!
まとめ:移住に失敗しない人の特徴
簡単にまとめると、田舎に移住しても失敗しない人は、
- 環境がガラ変しても適応した経験があり、それを生かすことができる
- イジメられた経験があり、対処法を学んでいる。あるいは(いい意味で)諦める事ができる
- 単独行動よりも団体行動派
一番大きく起因するのは最初の2つなのではないでしょうか。
何事も、「初めて」の事は失敗が付き物ですからね。
シンプルに、「初めて」じゃない人の方が成功する確率が高いのでは?
失敗する要因は他にも色々あると思うので、あくまで1つの参考として捉えてくださいね
お気軽にコメントください♪