【地方移住者のリアル体験談】ストレスフリーなご近所付き合い[別荘地][田舎暮らし]
田舎に移住したいけど、ご近所付き合いが心配なんだよねぇ
私もご近所付き合いが一番心配だったから今の場所を選んだよ!
こんにちは!那須に移住して田舎暮らしをしているAOです。
同じく不安に思っている方々の為に、那須の中でも「別荘地外別荘地」と呼ばれる地域に移住した私の体験談をご紹介しますね。
結論から言うと、
今んとこストレスフリーです!!
[大前提:ウチの環境]那須の別荘地外別荘地
まず大前提として、私がどこでどんな暮らしをしているかをご紹介させてください。
冒頭でもお伝えした通り「土地それぞれ、人それぞれ!」なので、そもそもどんな環境でどんな暮らしをしているか押さえておく必要があるからです。
私が移住先をして選んだのは、那須の中の「別荘地外別荘地」。
別荘地外別荘地とは、リゾート会社等が運営している別荘地ではなく、個人で土地(家)を購入し別荘として利用している人が多いエリアのことだよ
そんなエリアがある事、知らなかった!
古くからの集落ではなく、新興住宅街のように計画的に作られた地区でもなく、いわば「よそ者が寄せ集まって結果的に集落みたいになったエリア」なので、熟成されたコミュニティというものが無いのが特徴。
なおかつ「〇〇別荘地」として囲われたエリアでもないので、「同じ別荘地の会員(住人)として仲良くしなきゃ」的な縛りも無く、集落としてのまとまりはないに等しいです。
別荘地外別荘地であっても人が多ければ自治会的なものが発足されてるケースもあるかもしれないけど、ウチのエリアはほぼ廃墟なので何もなし
じゃあ「集落」といっても連帯感みたいのはないんだね
まったくないよ!例えて言うなら「毎朝同じ時間の同じ電車の同じ車両に乗ってるから顔おぼえちゃった人」ぐらいの感覚かな
別荘地外別荘地と言っても場所によって雰囲気は違うかもしれませんが、
うちの家がある別荘地外別荘地は森を切り開いたエリアなので1軒1軒の物理的な距離も遠いし、木々に隠れてお互いが見えないから、いわゆる住宅街や、マンションのお隣さん的な距離感とも違います。
見ようと思ってなくても見えてしまう生活感(洗濯物を干すとか、ゴミ出しをするとか)が、まったく気にならないのも魅力です。
プライバシー守れるからストレスフリー!
人の目を気にせず暮らせるのは嬉しいかも♪
それでは、私の住んでいる立地や環境がおわかりいただけたところで、次に私がどんなご近所付き合いをしているのか具体的に紹介しますね。
私のご近所付き合い①「お隣さん」
うちの三方は空き地(雑木林)に囲まれているので、「お隣さん」と呼べそうな距離には一軒家が2軒しかありません。
どちらも別荘利用で、定住されていないお宅です。
なので、凄くライトな付き合いです。
別荘ということは週末や連休しか来ないってことかな
そう。だから「付き合い」があるって言える程に交流してない
斜向かいのお隣さん
斜向かいのお宅は東京在住の、70〜80代ぐらいのご夫婦です。
別荘を購入されてから10年近くの大先輩で、ご多忙とのことであまり別荘に来られないのだそう。
大型連休のタイミングで子&孫たちと来られることが多いのですが、ゆっくりしに来るというよりも遊びに来るって感じなので、いつもドタバタされてる印象です。
ご主人とはタイミングの合う時に庭先で立ち話することもありますが、合わない時は挨拶しない時もあります。
いつも忙しそうだから、敢えてこちらからは声かけないようにしてる
忙しい時に挨拶するのは気が引けるもんね
何度かご主人から野菜の苗や育てた野菜をいただいたことがあり、逆に私が育てた野菜をあげたこともあります。
ですが「わざわざ」というよりも「余ったから」「ちょうどいいタイミングだったから」という程度。
ウチが移住してきてからの数年間で2回ぐらい「たまたまそういう事があった」という感じです。
非常にライトな関係です。
隣のご近所さん
もう1軒のお宅も東京の方で、80歳くらいのおじいさんです。
こちらは斜向かいのご夫婦以上に滅多に来られないので、引越しのご挨拶をして以来、一度もお会いしていません。
なので「付き合い」とか「関係」とかいうレベルではありません。
来てもいない人とは挨拶すらできないからね
そりゃそうだ
ですが家主のおじいさんではなく、別の人が別荘を利用している事はあるようです。
もしかしたら親戚同士で別荘をシェアしてるのかもしれません。
「たまには別荘に空気を入れないと」みたいな感じでメンテナンスがてら来てるのかも。
誰が来てるかジロジロ確認してるわけじゃないけど、空き巣のような不審な様子ではないことだけは見るようにしてる
空き巣とか犯罪絡みだったら自分の身にも危険が及ぶかもしれないもんね!
どちらのお宅も基本的に「不在」なので、完全ストレスフリーです!
私のご近所付き合い②「ご近所さん」
お隣さんはそんな感じですが、ウチから森(雑木林)を超えて数分歩けば更に何件か移住者・別荘利用者が数件います。
普段お互いに見えない位置関係ですが、いちおう歩いて数分の距離なので「同じ別荘地外別荘地のご近所さん」と呼べなくもないかなって感じです。
ちなみにウチが移住してきた時はコロナ禍だったこともあり「自宅から目視できる範囲だけ挨拶する」との考えだったので、引っ越しの挨拶には伺っていません。
なので、お散歩の時などに通りがかった数名とご挨拶するうちに顔見知りになった、という関係性です。
ご夫婦で散歩されていたり、ワンちゃん連れて散歩されていたり、定期的に見かける人が何人かいるよ
お散歩にはいい環境だもんね
中には車で通りかかった時も、わざわざ減速して窓開けて挨拶してくれる人もいるよ
フレンドリーでいい人そうだね
よく散歩してるの見かけるけど、どこに住んでるの知らないって人もいる
たしかに散歩コースだからって近くに住んでるとは限らないかもね
それこそ「付き合い」とは呼べないレベルの関係かもしれませんが、これが「別荘地外別荘地」ならではの超絶ライトなご近所付き合いです。
コミュ障な私としては、めちゃくちゃ良い距離感なのでストレスフリーです!!
私のご近所付き合い③「近くの集落」
2023年に一念発起して畑を借りたのですが、その時に初めて古くからの集落の方と話す機会がありました。
ウチから車の数分の距離にある小さな集落で、老若男女あわせても100人もいない規模だと思います。
畑を借りたくて挨拶に行ったら普通に接してくれました。
畑貸してもらえてよかったね!
うん♪地主のおばあちゃんにはお礼の菓子折もお渡ししたよ
とはいえ最初の挨拶以外は特に交流もなく、畑を借りているからと言って集落の行事に引っ張り出される事もありません。
借りた畑の近くでは、地主さんとは別の集落の人達と顔を合わせることもあるのですが、その時も挨拶する程度です。
私がコミュ障だから話が弾まないという事情もある
まぁ挨拶は人としての基本だから、それができてれば十分じゃない?
最近は畑を集落の外の人に貸すことは普通になってきていて「大きな農業法人の従業員さんが作業だけしに来て終わったら帰る」ことも当たり前なので、特に違和感がないのかもしれません。
私の方も積極的に集落の人達に絡むつもりもないので、最低限のマナー=挨拶(&畑を荒らさない)は守りつつ、距離を保つことにしています。
地主さんや集落の人達から特に何も言われたりされたりしてないので、ストレスフリーに畑作業を楽しめてます。
結論:自分に合った「ご近所付き合い」が出来る場所を選ぼう
ここまで、別荘地外別荘地に移住した私の超絶ライトなご近所付き合いについて体験談をご紹介してきました。
ここで、こういう疑問を持った人も多いのではないでしょうか?
近所に仲いい人がいなくて淋しくないの?
いやむしろ気楽で助かってるよ
私はどちらかというと内向的な陰キャで、他愛のない雑談が苦手。
自分的には「他人に変に気を使ってしまうタイプ」だと思っているのだが、気の使い方が下手なせいか空回りしてしまって「空気読めないヤツ」と思われがちという、非常に残念なコミュ障なんです…!
だから1人の方が圧倒的にラク!
でも一人も知り合いがいない土地に移住したら不安じゃない?
私はコミュニティに属していないと不安なんて感じたことないよ!
正直「人間関係なんて面倒しかない」と思っています。
会社員だった頃は「仕方なく」人間と関わっていましたが、田舎に移住して会社員を辞めてから、会社という逃げ場のない人間関係とはおさらば出来て心底ホッとしました。
子供の頃からの友達とは別の形で繋がってるし(LINEとかSNSとか連絡取る方法はいくらでもある)、それだけで私は十分!!
私は実際に面と向かっておしゃべり出来ないと死んじゃうなー
それなら積極的にご近所さんなり地域の人たちと関わればいいんじゃない?
あくまで私の事例は、私にとって気持ちの良いストレスフリーな距離感をとっている「ご近所付き合いの事例」です。
私は昔都会で住んでいたマンションのエレベーターで一緒になったご近所さんに「おはようございます」と挨拶しても無視されて悲しすぎたので、そこまで都会的な冷たい関係性が好きではありません。
だから挨拶だけは大切にしてます。
挨拶は積極的、踏み込むことは消極的。これが私の距離感!
自分自身の好みにあった距離感を見つけることが大事ってことね♪
つまり、自分にちょうど良い加減の付き合い方が選べる場所を選んで、そこに移住すれば良いのです!
パーソナルスペースの広さは、人それぞれですからね。
私の事例が、ひとつのケースとしてご参考になれば幸いです😊
お気軽にコメントください♪